国際協同組合年 全国の団体と連携し地域に貢献 ワーカーズコープ・センター事業団2025年2月28日
2025年は、「働きがいのあるより良い働き方を通じて、より良い世界をめざす」ため、国連が定めた「国際年」のひとつである国際協同組合年(IYC2025)。ワーカーズコープ・センター事業団は、全国のさまざまな団体と連携して地域に貢献し、より良い世界を創る活動を進めている。
2月19日開催のキックオフイベント
労働者協同組合(ろうきょう)、消費生活協同組合(生協)、農業協同組合(農協)・漁業協同組合(漁協)など、協同組合として事業を営む団体は数多くあり、ワーカーズコープ・センター事業団は労働者協同組合(ろうきょう)の一つとして各地で活動している。
協同組合は、同じ思いをもつ人たちがつながりあいて、お金を出し合って自分たちで事業を運営して思いを実現する組織。国際協同組合年の今年はこれまで以上に、地域や人々の課題解決のために活動する団体と連携していく。
日本の各種協同組合の組合員数の合計は1億820 万人(2021年)。これは一つの世帯で購買・販売・信用・共済などを含め、約1.8の協同組合に加入していることになる。国連は協同組合の活動と未来に期待し、「国際協同組合年」(IYC)を定めており、今年は2012年に続き2回目の国際協同組合年。2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の実現をすすめるにあたり、協同組合が果たす重要な役割を強調している。
IYC2025のロゴマーク
今年のテーマは「協同組合はよりよい世界を築きます(Cooperatives Build a Better World)」。ワーカーズコープ・センター事業団をはじめ、国際協同組合年にあたって趣旨に賛同する組織が集まり「2025国際協同組合年全国実行委員会」を発足させ、より良い暮らしと持続可能な地域づくりに向けて取り組みの準備を進めている。
2月19日には、国連大学ウ・タント国際会議場(東京・青山)を会場にIYC2025のキックオフイベントが開かれ、オンライン含めて約750人が参加。国際協同組合年の日本における活動方針が確認された。
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