キクラゲ栽培施設へ 群馬県・埼玉県の空き家を募集開始 クールコネクト2025年3月6日
農業スタートアップ企業のクールコネクト(群馬県伊勢崎市)は、群馬県・埼玉県において、キクラゲ栽培に適した空き家の積極募集を開始する。

クールコネクトは、日本全国で増加する空き家問題と農業の担い手不足の二つの課題を組み合わせることで、「農業 × 空き家活用」という新たな地方活性の形をつくろとしている。
同プロジェクトは、遊休資産を「農地」として活用し、地域農業の活性化と持続可能な経済モデルの構築を目指すもの。現在、キクラゲ栽培に適した空き家を募集中で、物件を提できるオーナーや、同プロジェクトに関心のある自治体・企業からの相談を受け付けている。
キクラゲは室内で栽培が可能な農産物で、空き家の利活用に適した作物として注目されている。特に、健康食品としての市場が拡大しており、新たな農業ビジネスのモデルとしての可能性を秘めている。
同プロジェクトを通じて、空き家を農業の生産拠点とすることで、新たな雇用の創出や地域経済の循環を促し、農業従事者の増加につなげる。同社は、この取り組みを、単なる空き家の再利用にとどまらず、農業を軸に地域経済の活性化を図る持続可能な地方創生の新しい形として取り組んでいる。
◎募集概要
対象エリア:群馬県、埼玉県
募集内容:一軒家の空き家。キクラゲの栽培設備を導入し生産拠点として運用
問い合わせ:ノーサ公式サイトから
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