日本の食をデザインの力で世界へ届ける「農業デザインチャレンジ 2025」開催2025年3月10日
農業×web3のコミュニティ「Metagri研究所」は、農林水産省が推進する官民共創プロジェクト「おいしい日本、届け隊」とコラボして、デザインの視点から、日本食のグローバル展開に向き合う企画「農業デザインチャレンジ2025」をスタート。3月21日にオンラインイベントを開催。デザインコンテストの公募開始と位置づけ、デザイナーやクリエイターから世界市場を意識したデザインを募集する。

同コンテストでは、日本の食で世界に挑戦する代表的な輸出事業者(みかん、日本酒、お茶)の海外展開の取組や輸出上の課題を踏まえ、世界目線でのデザインのコンテスト企画。デザイナーやクリエイターの輸出分野への参画のきっかけを創出し、生産者の課題解決および海外市場への積極的なアプローチを図る新たな輸出支援モデルの構築を目指す。
日本の農林水産物・食品の輸出額は年々増加し、日本食や日本の食材は、その品質の高さや多彩な魅力が海外からも評価され、世界的に需要が高まっている。一方で、高まるニーズに応える人材やスキルが不足しており、海外展開で求められる、現地ニーズに合わせたマーケット・インの考え方のデザイン、商品開発、ブランディング、プロモーションなども大きな課題となる。
そこで「農業デザインチャレンジ 2025」は、クリエイター・デザイナーと、日本の食で世界に挑戦する事業者を繋ぐことで、日本の食が抱える課題や魅力を"デザイン"によって可視化し、海外市場を見据えた新たなブランディングの可能性を広げる。
登壇する事業者の課題やストーリーを起点に、汎用的かつ実用性の高いデザインをクリエイターが創出し、輸出促進につなげることが本企画の狙い。また、日本の食や、グローバル案件に携わりたいクリエイター・デザイナーにとっても、有用なきっかけとなることを目指す。
◎「農業デザインチャレンジ 2025~日本の食を"デザイン"で世界へ届ける!~」開催概要
日時:3月21日19:00~21:00
公募開始日時:3月21日からデザイン受付開始
開催形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
<対象者>
・海外向けのデザインに興味があるデザイナーやクリエイター
・自身のスキルを活かして日本の食文化を世界に広げたい人
・日本の食の輸出に興味のある人
・新しい分野に挑戦し、自身のポートフォリオを充実させたい人
<審査の流れ>
一次選考:コミュニティ内投票で人気の高い作品を選出
最終選考:登壇事業者と「おいしい日本、届け隊」関係者による審査(社長賞・届け隊賞などを決定)
<受賞者への特典>
・社長賞(みかん、日本酒、お茶)や届け隊賞など複数の賞を用意
・「社長賞」受賞者には、各事業者の特産品を進呈予定
・選ばれたデザイン案が実際の商品・販促物に活用される可能性あり
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