新たな原料調達活動「フィールドマネジメント」開始 サッポロビール2025年3月11日
サッポロビールは安定した品質の商品を届け続けるため、ビールの主原料である麦芽、ホップの新たな調達活動「フィールドマネジメント」を2025年から開始。活動成果のひとつである「Clim Trace(クライムトレイス)」を使ったビールをヱビスブランドの「CREATIVE BREW」シリーズから4月22日に数量限定で発売する。
フィールドマネジメント4つの目標
「Clim Trace(クライムトレイス)」は、高品質でありながら環境への負荷を低減した麦芽。この麦芽を使った製品の全国発売は国内では初めてとなる。
同社は品質や安定調達に関する取り組みにおいて、これまでも協働契約栽培を中心とした独自の原料調達活動を推進してきた。この従来の活動に加え、世界的な気候変動に起因する環境変化への対応を一層強化し、サステナビリティ課題の解決を目指した活動「フィールドマネジメント」を始動する。
「フィールドマネジメント」は、品質、安定調達、環境との調和、社会との共栄の4つの目標を掲げた総合的な原料調達活動で、担い手の「フィールドマネージャー」は、育種や栽培、加工の知識と経験を有する麦芽とホップのプロフェッショナル。世界中の生産者を訪問し、麦芽やホップに関する有用情報の提供や支援を行うととともに、地域ごとや生産者ごとに作成した「フィールドカルテ」を用い、持続可能な原料調達に繋がる情報を収集している。また、こうした活動を通して、高齢化による後継者不足など、さまざまな課題に直面する日本の大麦やホップの栽培振興にも取り組んでいる。
サッポロビールは、「真においしいビールは良質な麦芽とホップからつくられる」という信念に基づき、日本および世界の生産者と麦芽とホップを調達してきた。今後も「フィールドマネージャー」を中心に持続可能な原料調達に取り組む。
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日
-
「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日