デリカアドバイザー養成研修 131人を修了認定 日本惣菜協会2025年3月17日
(一社)日本惣菜協会は3月15日、「2024年度第2回デリカアドバイザー養成研修」の修了認定者を発表。同7日の修了認定審査会で131人を認定した。これにより、デリカアドバイザー修了認定者は、約361社、3565人となった。
デリカアドバイザー養成研修は、惣菜売場のスタッフが惣菜を調理・販売する際の注意点、原料原産地やアレルゲン、栄養成分など食品表示に関わる法令関係、食品衛生や労働安全等を通信教育で学ぶ研修。小売業からの人材育成に対する要望を受け、2013年11月に始まった。
惣菜・中食産業は、市場規模11兆円を超える大きな産業へと成長し、惣菜は食生活に欠かせないものとなっている。消費者の関心も高まり、売場では美味しさだけでなく、原材料や栄養素についての質問、健康や安全・安心に関わるさまざまな問い合わせがある。
また、惣菜専門店をはじめ、スーパーマーケット・百貨店のバックヤード等で製造される惣菜についても「HACCP に沿った衛生管理」が制度化された中、惣菜売り場で働く人が基本的知識を習得することで、店舗の信頼につながるとともに、衛生管理と表示制度の一翼を担う重要な役割を果たすことになる。
同研修を採用している企業からは、「デリカアドバイザー養成研修で知識を深めることで、従業員自身の仕事への向上につながり、自信を持って接客にあたっている」との声が寄せられている。また、資格取得後は「デリカアドバイザー認定証」を店頭に掲示することで、「信頼される売場」づくりを後押ししている。
次回のデリカアドバイザー養成研修受講の申込みは4月1日から5月末まで受け付ける。
◆デリカアドバイザー取得企業・団体と取得者数(10位まで)
▽1位 中部フーズ(321人)
▽2位 関西スーパーマーケット(289人)
▽3位 イズミ(239人)
▽4位 ベルク(163人)
▽5位 さとう(117人)
▽6位 まつおか(114人)
▽7位 ラルズ(113人)
▽8位 ヤマサ醤油(96人)
▽9位 平和堂(87人)
▽10位 フジ(80人)
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