農業分野カーボンクレジット創出の促進へ Jizokuと連携 唐沢農機サービス2025年4月4日
農業機械のマーケットプレイス「ノウキナビ」を運営する唐沢農機サービスは、株式会社Jizokuと連携し、関東甲信越地方における農業分野でのカーボンクレジット創出を促進する取り組みを開始する。
カーボンクレジットは、温室効果ガスの排出削減効果を数値化したもので、企業や団体は、第三者が削減させた部分(クレジット)を購入することで、地球全体として温室効果ガスの削減を目指す取り組み。気候変動への対応や持続可能な農業経営の重要性がますます高まるなか、農業分野での温室効果ガス(GHG)削減は国際的にも喫緊の課題となっている。
唐沢農機サービスは、長野県や群馬県を中心に、農機の販売・修理、コイン精米、Webサービス、飲食事業などを幅広く展開し、地域の農業経営を多方面から支える体制を築いてきた。一方、Jizokuは農業由来のGHG削減効果を"カーボンクレジット"として見える化し、これまで評価されづらかった環境への取り組みを経済的な価値に変える支援を行っている。また、衛星データや環境指標を活用したモニタリング技術、生物多様性の評価など、先進的な技術を導入し、持続可能な農業の推進に取り組んでいる。
今回の連携では、両社の知見とネットワークを活かし、水稲栽培を中心としたカーボンクレジットの創出・活用に本格的に取り組み、農業に新たな価値を提供。環境保全と経済活動の両立を目指す。
取り組みの第一弾として、水稲栽培における「中干し期間の延長」によるメタンガス排出削減を行い、J-クレジット制度に基づくカーボンクレジットの創出を目指す。「中干し期間の延長」は、例年6月頃に実施する田んぼの水抜き(中干し)を、過去2年の平均より1週間長く行うことで、土壌内の嫌気状態を緩和し、メタンガスの排出を約30%削減する効果が期待される。
重要な記事
最新の記事
-
栃木県「とちぎ和牛」など約30点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月11日 -
新生活応援「お米5kgプレゼントキャンペーン」実施 ジェイエーアメニティーハウス2025年11月11日 -
スマート農機を体験 「乾田直播」の講演も 「アグリフェスタ2025」 JAグループ兵庫&クボタ2025年11月11日 -
「発酵」を特集『農研機構技報』第18号を刊行 農研機構2025年11月11日 -
【人事異動】クボタ(1月1日付)2025年11月11日 -
売上高21.9%増 2026年3月期第2四半期決算 日本農薬2025年11月11日 -
第76回全国植樹祭えひめ2026協賛 土壌改良剤「くらげチップ」で「森のCSV」 マルトモ2025年11月11日 -
北海道・帯広農業高校で「AIRSTAGE農業産業フェスタ2025」開催2025年11月11日 -
新型農業ドローン「AgrasT70P」「AgrasT25P」日本で発売 DJI Agriculture2025年11月11日 -
食べて福、あげて笑い。「#福と笑いの贈り物キャンペーン」開始 福島県2025年11月11日 -
障がい者が丹精して育てた「福バナナ」好評販売中 大阪府高槻市2025年11月11日 -
発酵×テクノロジー アグリビジネスの未来を切り拓くオンラインセミナー開催2025年11月11日 -
能登の復旧・復興へ「のともっとMARCHETOKYO」開催 石川県2025年11月11日 -
日本発の新野菜「カリフローレ」キリンシティのメニューに登場 トキタ種苗2025年11月11日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月11日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月11日 -
銚子発「アフロきゃべつ餃子」など『FOOD SHIFTセレクション』で入賞 くるくるやっほー2025年11月11日 -
食品ロス削減「半額以下のおトクな商品セット」数量限定で販売 ファミリーマート2025年11月11日 -
サンマや松茸など秋の味覚の特別弁当 1日限定でお届け パルシステム千葉2025年11月11日 -
ANA「農園プロジェクト」広島県産レモン収穫体験ツアー発売2025年11月11日


































