1kmメッシュの高解像度「ひょうリスク予測」データ提供開始 ウェザーニューズ2025年4月16日
ウェザーニューズは4月15日、気象データ提供サービス「WxTech(ウェザーテック)」において、1kmメッシュの高解像度な独自のひょうリスク予測モデルを高度化し、36時間先まで1時間ごとの「ひょうリスク予測API」を販売開始した。
近年は気候変動の影響でゴルフボール大の雹(ひょう)が降ることもあり、自動車や建物の破損、農作物への被害、怪我など、各地で深刻な被害が出ている。ひょうによる被害を未然に防ぐため、ウェザーニューズは36時間先まで1時間ごとの降ひょうリスクを4ランクで予測する「ひょうリスク予測API」のデータ提供を開始した。
ソニー損保による「ひょうの予測データ」活用イメージ
ひょうリスク予測モデルは、お天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた過去1万通以上の降ひょうデータと当時の気象データの解析結果を反映。さらに今回のアップデートによりリアルタイムのひょう報告も予測モデルに自動でタイムリーに取り込むことで、予測が難しい降ひょうを従来よりも高い精度で予測する。
また、同データはクラウドを経由してAPIで提供するため、企業は日時や緯度経度を指定するだけでデータを取得でき、自社のシステムに組み込むことも可能となる。
ソニー損害保険では、この「ひょうリスク予測API」を先行導入し、自動車保険の契約者向けに、降ひょうのリスクが高まった際に事前にアラートメールを配信するサービスを5月から開始。ひょうが降る可能性がある場合、前日夜に利用者にリスクを伝えて回避行動を促すことで被害低減を目指す。
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