ひきこもりに理解を つながり広める全国キャラバンに参加 パルシステム2025年7月17日
パルシステム連合会が企画委員を務める「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」は8月23日から、神奈川県をはじめ全国6都市で開催。ひきこもり経験者や支援者によるパネルディスカッションやワークショップを通じ、身近な経験者がいない人たちも一緒に、推計146万人(内閣府調査)いると言われる当事者への理解を深める。
ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンは、8月23日から11月8日にかけて、神奈川、高知、秋田、新潟、奈良、大分の6県の会場で開催。社会の多様性への不寛容に違和感を持ち、心にブレーキをかけ、ひきこもり状態にある人たちへの理解を広める。
会場では、当事者や地域、家族との連携や表現活動による生きづらさの緩和など、それぞれのテーマを設定。第1部は、開催地域の支援団体や経験者、家族が登壇し、パネルディスカッション形式で経験を話す。誰もが異なる背景を抱えるなか、お互いの声に耳を傾ける「つながり」が生む安心への一歩を伝える。第1部の会場のようすは、オンラインで配信。
第2部のワークショップは、当事者の声をヒントに、誰もが生きやすい地域づくりのアイディアを出し合う。地域の資源を活用し、多様性を受け入れるつながりの形をデザインする。
神奈川会場に限っては、ひきこもりVOICE STATIONのクリエイティブプロデューサーに就任した、ひきこもり経験者でもある演出家の宮本亞門さんが、人生ドラマワークショップを開催。ひきこもりの経験を他者の視点でから演じることで、参加者がお互いの思いへの理解を深める。
キャラバンは、厚生労働省が主催し、文部科学省が後援。当事者や家族、支援団体など知見を有する委員が参加し、企画が検討されている。
パルシステムは生活協同組合の立場から、より多くの消費者に「ひきこもり」への理解を広めるため参加。多様な立場にある人たちへの理解を広めるため、情報メディア「KOKOCARA」や地域活動情報誌「のんびる」での記事掲載や連携団体の「ひきこもり女子会」開催に協力している。
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