暗闇で"光る花"開発 NEC、農研機構など2013年9月11日
NECソフト(株)、(独)農研機構花き研究所、(株)インプランタイノベーションズ、奈良先端科学技術大学院大学の共同研究は9月5日、「光る花」の開発に成功したと発表した。
これまで、蛍光染料を塗ったり、吸収させることで人工的に光る花は商品化されているが、植物自体が光を発するものはなかった。
この共同研究では、海洋プランクトンの一種であるキリディウス属(Chiridius poppei)から発見された新しい蛍光タンパク質を遺伝子組み換え技術によってトレニア(Torenia fournieri)に導入。暗闇の中で特定の波長の光をあてることで、鮮やかな黄緑色で強く光る花の開発に成功した。
今後は、植物体内での蛍光タンパク質の活性維持法や観察、展示手法などについて研究を行い、将来的に市場への光る花の提供をめざす。
この研究成果は9月10日から札幌で行われた第31回日本植物細胞分子生物学会の大会でポスター発表された。
この研究についての問い合わせは、NECソフトVALWAYテクノロジーセンター(TEL:03-5534-2619、Eメール)まで。
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