JAグループ土づくりフォーラム開催2015年9月16日
JA全農は来たる10月2日、JA・県などの関係者約300名を集め、東京FMホール(千代田区麹町)において「JAグループ土づくりフォーラム」を開催する。
今年は、国連が定める国際土壌年(国際土壌デー12月5日)であり、また、JAグループの土づくり運動45周年にあたる。
JAグループは、1970年に組織的な運動を提唱して以降、一貫して「土づくり」を農業生産の基本として位置づけ、土壌診断に基づく土づくりや、堆肥などの有機物施用と化学性改良を組み合わせた「調和のとれた土づくり」を提唱してきた。
近年、生産者の高齢化・兼業化や土壌管理の省略化・粗放化などにより、国内農業の生産力低下が懸念されている。
そこで土づくりフォーラムを開催し、安全・安心な農産物生産の基礎となる土づくりの重要性を再確認するとともに、土づくりによって収益の向上を実現している担い手農家や、JAの優良事例を報告することにより、生産者の所得向上と農産物の生産性向上に繋げることを目的にしたものだ。
◎JAグループ土づくりフォーラム概要
1.開催日時:平成27年10月2日(金)13:15~17:00
2.場所:東京FMホール(東京都千代田区麹町1-7)
3.次第
○開会挨拶:JA全農 山崎周二常務
○来賓挨拶
・農水省 鈴木良典生産振興審議官
・日本土壌肥料学会 国際土壌年企画実行委員会 小崎隆会長
○基調講演
・「農業生産における土壌と土づくりの重要性」日本土壌協会松本聰会長
・「実需者から見た土づくりへの期待」生活クラブ事業連合生協連 鵜沢義宏課長
○事例報告
・「水稲主体の大規模経営における土づくりと施肥へのこだわり」農事組合法人北穂アグリ 丸山秀子組合長
・「加工業務用野菜栽培における土壌診断による品質向上」JA愛知みなみ 冨田信也氏
・「土壌診断にもとづく産地振興の取組み」JAはが野 浅香茂次長
○パネルディスカッション「生産所得向上と土づくり」座長:JA全農 肥料農薬部技術対策課 木村武技術主管(日本土壌肥料学会副会長)
○大会宣言:JA全農 肥料農薬部天野徹夫部長
※山崎周二氏と小崎隆氏の「崎」は正式には異体字です。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日