革新的な技術開発を研究発表 農研機構2016年7月20日
農水省は27年度補正予算で、地域戦略に基づき実用化段階にある研究成果を組み合わせて革新的な技術体系を確立するために現場で関係者が共同で実施する実証研究・普及を支援する「革新的技術開発・緊急展開事業」(地域戦略プロジェクト)を行うこととし、生研事業センターがこのプロジェクトを実施している。第1回公募で採択された地域計画・試験研究の概要を紹介する発表会を開催する。
この発表会は、研究や普及の関係者がこのプロジェクト推進の理解を深め、地域に導入する技術体系の普及支援につなげることを目的に開催される。
発表会の概要は以下の通り。
◎日時:7月27日(水)13:00~16:20
◎場所:TKP市ヶ谷カンファレンスセンターホール6A(〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町8 TKP市ヶ谷ビル6階
TEL:03-5227-6911
◎発表会の主な内容
▽「山田錦」レベルの優れた適性を有する酒米新品種と革新的栽培・醸造技術の活用による日本酒輸出倍増戦略:兵庫県立農林水産技術総合センター
▽東北の水田地域への春まきタマネギを核とした野菜作の導入と実証:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター
▽畦畔管理を含めた中山間水田農業の省力・低コスト体系の実証:長野県農業試験場
▽落花生の作付け拡大を支援する新体系機械化技術の構築と実証:千葉県農林総合研究センター
▽国際競争力強化と輸出拡大のための超大玉オウトウ生産・加工技術開発
:山形県農業総合研究センター園芸試験場
▽日本ワインの競争力強化に向けたブドウ栽培及びワイン醸造技術の実証研究:独立行政法人酒類総合研究所
▽籾米サイレージ等を活用した低コスト牛乳生産技術及び和牛肉の差別化技術の開発と実証:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門
▽豚舎用日本型洗浄ロボットを中核とした省力的な衛生管理システムの開発:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業技術革新工学研究センター
▽優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システム体系の開発:
国立研究開発法人森林総合研究所
▽養殖ブリの輸出を促進するための人工種苗生産技術高度化及び高品質冷凍流通技術体系の開発:
国立大学法人鹿児島大学
▽施設園芸における高機能性被覆資材の利用技術体系の開発:国立大学法人千葉大学
◎参加申込み:所属・役職名・氏名・連絡先を明記して下記アドレスに、7月26日12時までに申し込む
chiiki-hp@ml.affrc.go.jp
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