近畿地域マッチングフォーラム兼スマート農業サミット近畿ブロック会議を開催 農研機構2019年7月31日
農研機構は9月3日、農林水産省と共催で、「近畿地域におけるスマート農業の展望」をテーマに近畿地域マッチングフォーラム兼スマート農業サミット近畿ブロック会議を兵庫県民会館で開催する。
同フォーラムでは、「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト/スマート農業加速化実証プロジェクト」での取り組みを中心に、中山間地の多い近畿地域に特異的な都市近郊型農業に適応可能なスマート農業技術及び技術体系を紹介。生産者団体、行政、研究機関、民間企業との意見・情報交換を通して互いの連携を深める。
参加は、8月16日までに、下記WEB サイトから申し込む。または、参加申込書に所要事項を記入して、メールまたはFAXで申し込む。
・申込用WEB サイトアドレス :https://pursue.dc.affrc.go.jp/form/fm/naro132/2019mf1
・メールアドレス:toybox@ ml.affrc.go.jp
問い合わせは、農研機構西日本農業研究センター 企画部産学連携室(電話)084-923-5385。
◎開催概要
日時:9月3日午前11時~午後5時(受付は午前10時30分から)
場所:兵庫県民会館(神戸市中央区下山手通4-16-3)※JR/阪神「元町」より徒歩2分、地下鉄「県庁前」東1-2出入り口すぐ
参加費:無料
定員:150人(先着順、定員になり次第締め切り)
<内容>
第1部 講演
<農林水産省によるスマート農業関連事業の紹介>
農林水産省が進めるスマート農業関連実証プロジェクト事業について
(農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課)
<農研機構における AI・データ活用に関する取り組み紹介>
農研機構における農業情報研究(農研機構農業情報研究センター)
<実証課題の紹介>
(1)大規模水田作複合経営(水稲・麦・キャベツの輪作体系)でのスマート農業一貫体系導入による環境保全型省力・高収益モデルの実証(滋賀県水田作スマート農業実証コンソーシアム)
実証代表機関:滋賀県農業技術振興センター研究企画室主査 片山寿人
実証生産者:(有)フクハラファーム代表取締役社長 福原悠平
(2)持続的営農を目指した山間部水田作地域におけるスマート農業の実証(養父市アムナックスマート農業実証コンソーシアム)
実証代表機関:養父市産業環境部長 鶴田晋也
実証生産者:(株)Amnak(アムナック)代表取締役 藤田彰
(3)中山間地域水稲栽培におけるスマート農業技術・機械の一貫体系の導入による作業支援と省力・増収・高品質化の実証(京都亀岡中山間水稲生産支援スマート農業実証コンソーシアム)
実証代表機関:京都府農林水産技術センター センター長 加藤英幸
実証生産者:(農)ほづ 代表理事 酒井省五
(4)先端技術導入による中山間地域の特産品生産スマート化への展開 -高機能機械やIoT による農作業の省力化・遠隔管理、AI によるデータ解析技術などを実装した近未来型柿生産体系の構築-(奈良から発信する柿生産スマート化コンソーシアム)
実証代表機関:近畿大学農学部 研究員 山本純之
共同実証機関:五條吉野土地改良区 専務理事 堀光博
(5)ウメ専作およびミカンとの複合経営におけるスマート作業体系の実証(和歌山県スマート果樹栽培実証コンソーシアム)
実証代表機関:和歌山県果樹試験場うめ研究所 主任研究員 大江孝明
実証生産者:森川農園 森川元樹
第2部 ポスター発表~マッチング~
関連技術、取組のポスターを展示・説明し、開発担当者と参加者との間でマッチング(技術相談を含む)を行う。1題ごとにショートプレゼンテーションも行う。
第3部 パネルディスカッション(パルテホール)
「近畿地域におけるスマート農業の将来ビジョン」
司会:農研機構西日本農業研究センター 主席研究員 大黒正道
パネリスト:第1部の講演者(実証代表者等)5 人
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































