鳥獣被害防止へ高照度のLED大型センサーライト開発ーカネヒロデンシ2020年6月26日
LED製品の開発・製造・販売などを手がける(株)カネヒロデンシは、農作物の鳥獣被害対策用として高照度の「LED大型センサーライト」を開発した。
LED大型センサーライト
新製品は東京海上日動火災保険(株)と共同で開発したもので、山口県内で実証試験を行い製品化したもの。(株)カネヒロデンシがLED製品専業メーカーとして培ったノウハウを結集した。
夜間に鳥獣が接近するとGPS(全地球測位システム)によるセンサーが感知し、LEDにより照射する仕組み。光度は2万8000cdでサッカー場並みの明るさ。設置も簡便で箱罠・くくり罠などへの誘導も行える。耐衝撃材を使用しているため強度にも優れる。
税別販売価格は、標準仕様が26万8000円、バッテリー仕様が21万4000円、AC電源仕様が20万8000円。レンタルも可能で、料金は3年の場合1台あたり月額9980円、1年の場合同2万4000円。
農林水産省の調査によると、鳥獣による農作物被害は約158億円で7割がイノシシやシカによるもの。直接被害だけでなく営農意欲の減退、耕作放棄地の増加、車両などとの衝突など影響も広範にわたっている。
同社は農業関係者を中心に鉄道、ゴルフ場向けなどにも提案していく考えだ。
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