「スマート栽培暦(水稲用)」運営 ベジタリアと業務連携を締結 Green Carbon2023年9月21日
Green Carbonは9月21日、気候変動対応型・農業DXアプリケーション「スマート栽培暦(水稲用)」を企画・運営するベジタリアと、J-クレジット創出に向けた、水田メタンガス削減を目的とした業務連携委託を締結したことを発表した。
Green Carbonは、カーボンクレジット創出やJ-クレジット/ボランタリークレジット登録、販売までを一気通貫してサポートする事業を展開している。
3月1日に、J-クレジットの運営委員会で、「水稲栽培における中干し期間の延長」の方法論が新たに承認された。J-クレジットが定義する方法論では、①排出削減量とカーボンクレジット創出金額の計測、②直近2年間の平均より7日間の中干し期間延長が必要となる。①については、 必要な5項目を入力するだけで排出削減量とカーボンクレジット創出金額がわかるシミュレーションツールを開発し効率化が進んでいるが、②については、中干しを延長することにより収量・品質減になることを懸念する農家が多く、品種・地域ごとの適切なタイミングに中干しを開始するための判断材料を得ることが課題となっていた。
ベジタリアが企画・運営する気候変動対応型・農業DXアプリケーションツール「スマート栽培暦(水稲用)」と提携することで、中干し期間中の稲の生育をモニタリングしながら収量や品質への影響を最小化しつつ最適な中干し延長期間を判断できるようになる。
両社の業務連携を機に、今後は全国の水田農家へ展開。2023年度中に約4000ヘクタール(約1万2000t-CO2e)での実証を進め、2025年には全国で4万ヘクタール(12万t-CO2e)の削減を目指す。
「スマート栽培暦」は、品質と収穫量を最大化するアルゴリズムに加え、水管理によるメタン削減が可能。稲の生育への影響を最低限に抑えながら、なるべく土壌を好気的な状態に保ち、有機物の投入量や投入時期をコントロールすることによってメタンの発生量削減の実現を目指す。
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