水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日
株式会社ほくつう(石川県金沢市)は、東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻農地環境工学研究室と、水田水管理省力化システム「水まわり(みまわり)くん」を導入したスマート水管理の活用において共同研究を4月1日から開始する。
「水まわりゲートくん」ほ場での設置状況
同社は、農業の分野に於いて、長年培ってきた電気通信技術をベースに水田の自動水管理システム「水まわりくん」事業に取り組み、農家の水管理労力の削減や、品質改善、収穫量の増加、節水にも挑戦している。
今回の取り組みでは、水稲の冷水害が問題となっている寒冷地や山間地水田に当社が開発・製造・販売している水田水管理省力化システム「水まわり(みまわり)くん」シリーズの「水まわり(みまわり)ゲートくん(開水路タイプ)」を導入。スマート水管理の活用による水田の水温上昇効果を明らかにし、水稲の冷水害抑制のための水管理効果をさらに高める工夫および改善点を検討する。今後の共同研究の内容や成果の詳細につきましては、適宜公表する。
今回導入するスマート水管理機器「水まわりゲートくん」
◎「水まわりゲートくん」特長
1. 軽量コンパクトで持運び、取り付け、取り外しが簡単
・総重量3.2kg(バッテリー込み)と軽量
・一つのナットを回すだけで、簡単に取り付け、取り外し可能
2. 機側設定型と遠隔設定型の2タイプを用意
・用途に合わせて最適機種を選択
3. 設計寿命10年の長寿命機器
4. マルチホップ機能を搭載(遠隔設定型ご利用の場合)
・通信距離の延長、障害物等を避けての通信が可能
5. スタンドアロン運転機能を搭載
・通信障害が起きても、単独での自動運転を継続
6. 標準装備の水位センサーで水位の上限管理が可能
・タイマー機能と合わせて水管理を行う事でムダ水を削減
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日