カンボジア、ラオスに農機販売新会社 クボタ2013年8月28日
(株)クボタとタイ王室系企業サイアムセメントグループの合弁子会社「サイアムクボタコーポレーション」(以下SKC)は、2014年1月、カンボジアとラオスにSKC100%出資の新会社を設立する。
カンボジアとラオスは、ともにコメを中心にキャッサバ、サトウキビなどを生産する農業国であり、現在クボタは、タイのSKCを通じて両国のディーラーにトラクタ、コンバイン、横型ディーゼルエンジン、耕うん機を販売している。
近年、タイの賃金上昇に伴い、両国からタイへの出稼ぎが増加し、農村部での労働力不足が顕著になってきた。それにあわせ、農業の機械化需要が急速に増大している。
また2015年に、ASEAN経済共同体(AEC)の発足が予定されており、両国の更なる経済成長に伴い、農業の機械化が進展するものと予想されている。
こうした情勢から、両国に新会社を設立して、ディーラー網の更なる拡充を図り、市場情報収集活動や、農機の販売支援活動およびサービス体制を強化し、農業機械事業を更に拡大していくことを目指していく。
カンボジア王国プノンペン特別市に資本金50億リエル(約1億2000万円、SKC100%出資)で、ラオス人民民主共和国ヴィエンチャン都に資本金70億キープ(約9000万円、SKC100%出資)で2014年1月に新会社が設立される。従業員数はともに約30人。
2015年には、カンボジアで約150億円、ラオスで約60億円の売上高をめざす。
(関連記事)
・ガソリン田植機「ラクエルα」シリーズ クボタ (13.08.26)
・新農法「鉄コーティング直播」専用機 クボタ(2013.08.01)
・第8回クボタフォトコンテスト 最優秀賞が決定(2013.07.24)
・シンガポールに日本産米輸入精米販社 クボタ(2013.07.19)
・クボタ、大幅増収益 売上高1兆1676億円に(2013.05.15)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日