【決算】増収増益売上高は197億4200万円 特種東海製紙2015年8月18日
平成28年3月期第1四半期決算
特種東海製紙(株)は8月12日、平成28年3月期第1四半期の連結業績(27年4月1日~27年6月30日)を発表した。増収増益で売上高は197億4200万円だった。
同社グループは、第三次中期経営計画のもと「変革への挑戦、そして未来へ」をテーマに、5重点項目を設定、「新商品の開発、新規分野への進出、海外展開、他社・他産業との部分提携、基盤事業の構造改革」に向けた諸施策を推進してきた。
特殊素材事業では、開発テーマ「NaSFA(ナスファ)」のもと、新規偽造防止技術の確立、技術融合型機能紙の開発を進めている。その中で「TT-除染シート」は、性能を向上させることにより、資源エネルギー庁の適用性評価において高い効果が確認された。また三島工場の最新加工設備で製造された高級印刷用紙「エアラス」は、嵩高と緻密な美しさを実現し、2月の発売以来好評を得ている。
産業素材事業では、再建中のチップサイロで、ある程度安定的に木質チップを供給できる体制が整った。このサイロを順次拡張させ、27年10月を目途に仮復興に伴うコスト増加をゼロとする見込みだ。
また島田工場において木質チップとRPFを燃料とした新バイオマスボイラーの建設に着手。これにより購入電力量や化石燃料の削減によるエネルギー費用の抑制を行い、CO2排出量削減を図っていく。
生活商品事業では、(株)トライフによる新タオルマシンが2月に稼働し、ニュータウパーの販売を開始した。また平成28年3月完成予定の2台目新タオルマシン建設が開始し、製品のバリエーション強化と品質向上を目指していく。
この結果、当第1四半期連結累計期間業績は、売上高197億4200万円(前年同期比0.2%増)、営業利益は12億9800万円(同52.8%増)、経常利益は14億2500万円(同49.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億7900万円(同102.8%増)となった。通期では810億円(前年同期比2.7%増)の売上を見込んでいる。
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