平成29年12月期第2四半期決算ー売上高は8460億円 クボタ2017年8月8日
(株)クボタは8月3日、平成29年12月期第2四半期業績(平成29年1月1日~6月30日)を発表した。同第2四半期の売上高は前年同期比499億円(6.3%)増加し、8460億円となった。
国内売上高は機械部門が増加したものの、ダクタイル鉄管などの官公需関連が低調に推移したため、前年同期比16億円(0.6%)減の2806億円となった。
海外売上高は、水・環境部門が減少したが、機械部門が北米・欧州・アジアでの増販や、前期に実施した事業買収の効果により大幅に増加したため、514億円(同10.0%)増の 5654億円となった。
営業利益は増収による増益効果はあったが、前期の円高の影響が、輸送や在庫期間を経て同期中に実現したことなどにより、50億円(同4.7%)減の1006億円となった。
税金等調整前四半期純利益は、営業利益の減少を為替差損益の改善や有価証券売却益の増加などで補い、105億円(同10.8%)増の1076億円となった。法人所得税は334億円の負担となり、四半期純利益は79億円(同11.8%)増の751億円となった。同社株主に帰属する四半期純利益は、81億円(同13.0%)増の704億円となった。
機械部門の売上高は、前年同期比9.7%増加して6924億円となり、売上全体の81.8%を占めた。うち国内売上高は、前年同期比2.6%増の1471億円となった。建機などの減少を農業関連商品の増加で補ったものだ。海外売上高は、北米・欧州・アジアとも好調で、前年同期比11.7%増の5453億円だった。
(関連記事)
・「直進キープ機能付田植機」業界各賞を受賞 クボタ(17.05.09)
・小規模経営に対応 トラクタ・NB21スペシャル機を発売 クボタ(17.04.17)
・田植機アタッチメント「鉄まきちゃん」で省力化実現 クボタ(17.04.14)
・糖酸度と重量を同時測定 選果機「センカ光房」が好評 クボタアグリサービス(16.10.06)
・クボタ 農業用ドローン 市場に参入(16.09.15)
重要な記事
最新の記事
-
米価 前週より0.3%値上がり 17週連続で高騰2025年5月8日
-
全農グローバルホールディングス スイスに設立 海外事業を再編2025年5月8日
-
母の日の定番カーネーションの生産が減りつづけている【花づくりの現場から 宇田明】第59回2025年5月8日
-
NTTと北海道大学の農業分野での共同研究 デジタルツインでデータ収集のプラットフォームに 社会実装へ関係者と連携体制も2025年5月8日
-
5月の食品値上げ前年超え 10月までに1万4千品目 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年5月8日
-
「除草」されるイモ・ダンプに乗せられるイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第339回2025年5月8日
-
栃木米アンバサダーU字工事の新ラジオCM放送中 JA全農とちぎ2025年5月8日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)鳥取県予選会に副賞・参加賞を提供 JA全農とっとり2025年5月8日
-
「いわて純情米消費拡大月間」始まる 盛岡駅で県産米のおにぎり配布 JA全農いわて2025年5月8日
-
「JA全農にいがたpresentsにいがた和牛 村上牛 産地交流ツアー」参加者募集2025年5月8日
-
いわて牛のおいしさをPR 県内初出店のスーパーで試食会を開催 JA全農いわて2025年5月8日
-
フリーダイヤルが復旧完了 JA共済連2025年5月8日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」で父の日イベント開催2025年5月8日
-
JA全農 カーリングジュニア日本代表を「ニッポンの食」でサポート2025年5月8日
-
農業ジャーナリスト賞に7作品 農政ジャーナリストの会2025年5月8日
-
兵庫県尼崎市の伝統野菜「一寸ソラマメ」即売会を実施2025年5月8日
-
大気中のCO2を吸収する 「CO2を食べる自販機」コープみらい一部店舗などで導入2025年5月8日
-
収穫最盛期の「露地イチゴ」栽培農家12軒による品評会開催 大阪府高槻市2025年5月8日
-
埼玉県「イネカメムシ広域防除緊急対策事業」12日から申請受付2025年5月8日
-
フルーツで大輪の花束「母の日限定ケーキ」8日から販売 カフェコムサ2025年5月8日