営業利益6%増 2020年3月期第3四半期決算短信 片倉コープアグリ2020年2月17日
片倉コープアグリは2月14日、2020年3月期第3四半期の決算短信を発表した。
第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高265億3700万円で前年同期比1.4%減。営業利益は6億8900万円で同6.0%増、経常利益は6億4000万円で同0.8%減。また、投資有価証券売却益、受取損害賠償金を特別利益に計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2200万円で同12.5%増となった。
部門ごとの経営成績は、以下の通り。
肥料事業は、利幅を抑えた集中購買品が受注増となったが、原価率の良化に努めたことにより、売上高は207億5900万円で前年同期比1.3%増。セグメント利益は9億1200万円で同1.6%増となった。
化学品事業は、工業用リン酸や飼料用リン酸カルシウムを中心に販売数量が減少し、売上高は40億9100万円で同11.3%減。一方、利益面では、輸入原料価格が抑えられたことにより原価率が良化し、セグメント利益は3億3000万円で前年同期比4.8%増となった。
不動産事業は、現状の賃貸物件による安定的な収益を確保し、売上高は4億6400万円で前年同期比0.0%減。セグメント利益は2億8000万円で同0.5%増だった。
その他の事業は、プラント施工の受注減、および海外事業における費用の発生により売上高21億1000万円で前年同期比2.0%減。セグメント損失は9300万円で同8700万円の損失となった。
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