トルコギキョウの2022新品種 ベビーピンクなど6種を新発売 サカタのタネ2021年11月15日
サカタのタネは、2022年のトルコギキョウ新品種として「ボヤージュ(2型)ライトピンク」、「ボン・ボヤージュ(2型)ベビーピンク」など計6品種を開発し、11月から営利生産家向けに種子のを販売開始。人気の大輪八重咲きフリンジ・セミフリル種に、より栽培しやすく美しい花色の品種が加わる。
新品種として「ボヤージュ(2型)ライトピンク」(左)と「ボン・ボヤージュ(2型)ベビーピンク」
トルコギキョウには、八重咲きと一重咲きがあり、流通量の大半は八重咲きとなっている。特に、花型が豪華なフリンジ咲き・セミフリル咲き種は、ウエディングなどの業務需要が高く引き合いが強い反面、栽培が難しいという課題があった。新発売の「ボヤージュ(2型)ライトピンク」「同(2型)ブルー(ver.2」「同(2型)イエロー(ver.3)」は、強いフリンジの花型とチップバーンの起きづらさを両立した。また、ブラスチングも発生しづらいため出荷ロスが少なく、安定した収穫が期待できる。
「ボン・ボヤージュ(2型)ベビーピンク」は、白地にほんのりピンクが入る、同社で約50年のトルコギキョウ育種史上初めての花色。そのかわいらしい色合いには、試作段階から注目が集まっていた。また、立体感のある花型で人気の「レイナ」シリーズには、「レイナホワイト(ver.3)」「同ラベンダー(ver.2)」を追加。やわらかくフリルの入る花弁は従来より強く、使い勝手がよくなった。
いずれも業務利用とともに、コロナ禍で増加したホームユースでの利用も想定。ペレット種子41袋1000粒は4400円~6050円。全国の種苗店、JAルートを通じて販売。
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