ジニア『プロフュージョンレッドイエローバイカラー』種子を発売 サカタのタネ2021年11月18日
サカタのタネは、世界2大花き品評会で米国の「オールアメリカセレクションズ」(AAS)と、欧州の「フロロセレクト」(FS)でゴールドメダルを受賞したジニア『プロフュージョン レッドイエローバイカラー』の国内販売を開始。一つの品種がAAS、FSともにゴールドメダルを受賞したのは業界全体で17年ぶりとなる。
ジニアの『プロフュージョン レッドイエローバイカラー』
『プロフュージョンレッドイエローバイカラー』は、はっきりとした赤と黄のバイカラーが特徴で、種間雑種のジニアでは世界初の花色。従来品種でもバイカラーの品種はあったが、栽培する気候や日照条件などにより、花色が単色に近くなったり、にじんだような色になったりなど、安定しなかった。
『同レッドイエローバイカラー』は、多様な環境下でも咲き始めからはっきりとしたバイカラーとなり、さまざまな気候区分を持つ全米各地で栽培、評価を行ったAASでも、花色の安定性が高く評価された。また、「プロフュージョン」シリーズの特徴であるコンパクトさ、花付きのよさ、耐病性、連続開花性などに加え、バイカラーから徐々にアプリコット、ピンク、ローズへと花色が移り変わるユニークな特性も両品評会で高く評価された。先行してすでに北米やヨーロッパなど海外で販売しており、順調な売り上げを記録している。
『プロフュージョンレッドイエローバイカラー』の希望小売価格は、生産者向けの種子(営利販売用)は1袋1000粒入り4400円。全国の種苗店、JAなどを通じて2022年2月上旬から販売する。園芸愛好家向けの種子は同社直営店ガーデンセンター横浜とオンラインショップを含む同社通信販売で限定販。ガーデンセンター横浜では2022年1月上旬から販売、通信販売では11月下旬から受注開始、12月下旬より順次発送。価格は1袋約10粒入り220円。価格はいずれも税込。
ジニア『プロフュージョン』シリーズ作型図
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日