大輪八重咲きのトルコギキョウに新品種「リオホワイト」追加 サカタのタネ2022年2月14日
サカタのタネは、大輪セミフリル八重咲きで、晩生の白色トルコギキョウ新品種「リオホワイト」を開発し、4月下旬から営利生産者向けに種子を販売する。トルコギキョウで流通量の大半を占める八重咲きに、高温期でも栽培しやすい白色品種が追加される。
白色トルコギキョウ新品種「リオホワイト」
「リオホワイト」は、花径約8センチの花弁にやわらかくフリルの入るセミフリル種。八重咲きの中でも花形が豪華なフリンジ・セミフリル咲きは、ウエディングなどの業務需要が高く、特に白色は汎用性があるため切り花が周年で流通している。
同品種は、トルコギキョウの栽培がしづらい高温期でもチップバーンが発生しにくいため生育力があり、枝数・草丈もとれやすく、秋にボリュームのある切り花を供給できる。さらに、低温で日照量が少ない時期でも、ブラスチングが発生しづらく開花性にすぐれるため、秋出荷での切り残し減や秋から延長しての出荷も期待できる。
品種名の「リオ」は、国内外・男女を問わず人の名前で使われており、覚えやすく親しみやすいこと、"熱い"「リオのカーニバル」の連想から、"暑い"高温期でも品質のよい切り花が栽培できる特徴になぞらえて命名された。「リオホワイト」の希望小売価格は、ペレット種子21袋1000粒で5000円(税別)。全国のJA、種苗店を通じて4月下旬から販売する。
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