中米市場向け品種開発・マーケティングを強化 メキシコに研究拠点開設 サカタのタネ2022年3月11日
サカタのタネは2月、メキシコのシナロア州クリアカン市に研究拠点「クリアカンイノベーションセンター」(CIC)を開設。果菜類の大産地である同市で、メキシコと中米市場向けの野菜の品種開発およびマーケティングを強化する。
メキシコシナロア州クリアカン市に開設した研究拠点「クリアカンイノベーションセンター」
一年を通して高品質な野菜を生産できる多様な気候のメキシコでも特に太平洋沿岸に位置するクリアカン市は、果菜類の大産地であることに加え、灌漑設備や輸送インフラなども整っていることから、各種苗会社が研究拠点を設置している。同社は、2019年からクリアカン市の同地で農場を運営していたが、このほど、その土地および施設を取得。名実ともに同社の農場としての一歩を踏み出した。
「クリアカンイノベーションセンター」は、約14ヘクタールの敷地面積を活用し、同社のメキシコ・中米における研究活動の中心として機能させる。また、北米にある既存の4研究拠点とも協業し、現地のニーズに合った品種開発を加速。メキシコ・中米市場における同社の存在感を高めていく。
なお、同センターのメキシコでの名称は「Centrode Innovaciony Excelencia Nacional」で、略称は「CIEN」。「CIEN」はスペイン語で「100」を意味し、縁起のいい言葉として知られている。
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