筑波大発スタートアップのエンドファイト シードラウンドで約1.5億円を資金調達2024年10月23日
土壌コア微生物技術を用いて「グリーン事業共創エコシステム」構築に取り組む、筑波大学発スタートアップの株式会社エンドファイトは、シードラウンドで資金調達を実施。スパークル、basepartner、グローバル・ブレインと東急建設が共同運営するCVCがそれぞれ運営するファンドと、山梨県、リバネスキャピタルを引受先とし、約1.5億円のJ-KISS型新株予約権により資金調達する。
気候変動や土壌劣化が深刻化する中、外部環境に影響をされない植物の安定的な生育技術が不可欠な時代となっている。エンドファイトが研究開発する土壌微生物「DSE」は、あらゆる植物を対象に、環境ストレス耐性向上や栄養吸収促進など、植物に対して様々な機能を付与することが可能。多様な効果を有するDSE菌株の世界最大規模のライブラリーを保有しており、環境分野における様々なニーズに対して適切なソリューションを提供することができる。
グリーン領域の新規事業共創エコシステムを構築
エンドファイトは、これまで10社を超える大手企業と植物の栽培方法の開発や緑化・農業資材の開発を手がけており、広いネットワークを構築するとともに、広い分野での技術の実証化が期待される。
今後は、エンドファイトの共同実証ネットワークや成果物を組み合わせ、不動産やゼネコン、商業施設等のインフラ関連の企業へ新たなグリーン領域の新規事業共創支援を行う。また、環境分野の新規事業共創のエコシステムの中核を担うプレイヤーとしてグリーン領域における事業インパクトの最大化を目指す。
今回の資金調達を通じて、技術開発および事業開発の組織体制強化を行うとともに、資本提携ベースでの新規事業共創パートナーとの連携を強化。2025年度初めには、事業会社、CVCを中心に、プレシリーズAラウンドの資金調達も予定している。また、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、米国、ブラジル等における政府、企業との連携を強化し、グローバルでの早期の事業化を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす症状 県内で初めて確認 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】花き類、野菜類、ダイズにオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】ネギ、その他野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】りんご、なしに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】ねぎにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】セイヨウナシ褐色斑点病 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月3日
-
【注意報】いね 斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月3日
-
米生産に危機感 高温耐性品種など急務 日本作物学会が緊急声2025年7月3日
-
【人事異動】農水省(7月4日付)2025年7月3日
-
花産業の苦境の一因は生け花人口の減少【花づくりの現場から 宇田明】第63回2025年7月3日
-
飼料用米 多収日本一コンテストの募集開始2025年7月3日
-
米の民間在庫量 148万t 備蓄米放出で前年比プラスに 農水省2025年7月3日
-
【スマート農業の風】(16)温暖化対応判断の一助にも2025年7月3日
-
令和7年度「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」募集開始 農水省2025年7月3日
-
農業遺産の魅力発信「高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」開催 農水省2025年7月3日
-
トロロイモ、ヤマノイモ・ナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第347回2025年7月3日
-
【JA人事】JA町田市(東京都)吉川英明組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
【JA人事】JAふくおか嘉穂(福岡県)笹尾宏俊組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
国産農畜産物で料理作り「全農親子料理教室」横浜で開催 JA全農2025年7月3日