トマト黄化葉巻病に強い「桃太郎ピース」新発売2014年6月23日
タキイ種苗は2014年の新品種として食味と秀品性にすぐれ、トマト黄化葉巻病耐病性の大玉トマト「桃太郎ピース」を発売する。
近年、トマトの施設栽培ではタバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病(TYLCV)が大きな問題になっている。この病気は平成8年に長崎、愛知、静岡で同時に発見された。現在、国内では2種類のウイルスが報告されており、沖縄から東北南部にまで発生地域が拡大している。
今回、同社が開発した「桃太郎ピース」は、2種類のウィルスともに安定した耐病性をもつ。また、高温期に問題となる裂果の発生が少なく、高い秀品率を保つことができる。硬玉で店もちがよく、しっかりとした甘みと適度な酸味のバランスがよく、桃太郎系としてすぐれた食味があるのも特徴だ。
希望小売価格は1000粒で3万7800円(税込)。品種の問い合わせはタキイ種苗(TEL:075-365-0123)まで。
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