草丈が従来の3分の2 F1ラナンキュラス「ワンダーランドiQ」 サカタのタネ2016年4月21日
サカタのタネは4月下旬から、同社が開発した実生系F1ラナンキュラスの新シリーズ「ワンダーランドiQ」苗の受注を始める。
生産者向けの苗で、鮮やかな花とコンパクトな草姿が特徴。世界初の実生系F1ラナンキュラス「ワンダーランド」を改良した新シリーズで、開発に約10年を費やした。
濃い赤色など6品種6色で展開。草丈は通常の栽培で約20cmと従来の主要品種と比べ3分の2程度に抑えられるため、従来品種で草丈を抑えるためにわい化剤を使用していた人に朗報。また早生性があるため、出荷までの時期を短くできる。
セルトップ苗のみの発売で、1トレー288穴(260本保証)で希望小売価格は1トレー1万400円(税抜)。受注は全国の種苗店やJAルートを通じ、10月上旬から発送する。
(写真)「ワンダーランドiQ」、「ワンダーランドiQ」の作型図
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