8月31日は野菜の日 ドライベジタブル作りませんか? タキイ2016年8月4日
タキイ種苗(株)は8月31日の野菜の日に向けて、身近な野菜をおいしく食べてもらう方法として”ドライベジタブル(干し野菜)”の作り方や保存方法とドライベジタブルを使ったレシピを紹介している。水分が抜けて日持ちがし、調理すると味が染み込みやすくなる。
家の庭やベランダの日当たりのよいスペースで手軽に作ることができる"ドライベジタブル"。タキイの野菜ソムリエの岸田英三氏がオススメする作り方は。【ドライベジタブルの作り方】
◎適した時期
青天が続く春から夏、気温が高く水分が蒸発しやすい夏、空気が乾燥している秋から冬
◎ドライベジタブルに向かない野菜
モヤシやホウレンソウなど、水分を多く含む野菜は乾燥途中でカビが生えたり痛みやすくなるため向かない。
◎作り方
1)洗って切るー野菜は皮付きのままで切ることがポイント。干すと縮むので、少し大きめに切ること。
2)ザルなどで干すーカラッと晴れた日の9時から15時までがベスト。翌日も干すときは夜にいったん保存袋に入れ、冷蔵庫で保存する。
3)干し具合の目安と保存方法
しんなり:5~8時間干した程度だと、そのまま調理する。保存方法は、野菜の水分が抜けきってないため、冷蔵庫で保存し2、3日で使い切ること。
カラカラ:2~5日かけてじっくり干した場合、基本的に水にひたして戻して調理する。保存方法は湿気のない場所で、密封容器や乾燥剤を入れた袋で常温や冷凍庫で保存する。
※トマトはカビが発生しない様、タネを取り除くことがポイント。水分が多い野菜は干す前にしっかり水分をふき取るようにする
◆ドライベジタブル使ったレシピ
フードコーディネーターの川淵智子さんおすすめのレシピを3つ、同社は紹介している。ドライベジタブルを使った彩りピンチョス、ピクルス、ほっこり煮だ。
この中から今回、調味料に干し野菜を漬けておくだけで甘酢漬けに代わるピクルスの調理方法を紹介する。
作り方は酢(180cc)、砂糖(100g)、塩(小さじ1)を混ぜてひと煮立ちさせた調味液に、干し野菜を漬けておくだけ。簡単においしく野菜を摂取することができる。
(写真)乾燥させるのに便利なネット、かごで干すイメージ、トマトはタネを取り除く、ドライベジタブルのピクルス
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・夏秋どりに最適 レタス「サマーガイ」 タキイ種苗 (16.08.02)
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