8割超が価格高騰感じた 「2016年の野菜の総括」 タキイ種苗2016年12月26日
タキイ種苗(株)は12月21日、「2016年の野菜の総括」を男女310人に調査してまとめた。9割近くの人が、今年の野菜は値段が高騰していると感じていた。
今年食べる機会の多かった野菜ではタマネギ、キャベツが同率で最も多く、次いでジャガイモ、トマト、ニンジンと続いた。タマネギとキャベツは昨年の調査でも1位、2位だった。
野菜の値段が高騰していると感じた人は、86.8%で、昨年の69.0%を大きく上回った。同社は今年の天候不順を背景に、小売価格が高騰した影響があると分析している。
この中でも特に価格の高騰を感じた野菜はキャベツが最も多く63.9%、次いでハクサイ50.3%、レタス50.0%だった。価格の高騰を受け、工夫した点では、64.5%の人が「スーパーで見て、安いものを買っている」と回答。このほか、「もやしなど比較的安価な野菜で代替」「安くなったタイミングでまとめ買い」などがあがった。
カット野菜を購入したことがある人は73.2%。購入の理由は55.9%の人が「使い切れる量」と答えた。また「値段が手ごろ」「料理時間の短縮」などもあがった。販売されていたら購入したいカット野菜ではキャベツが42.3%で最も多かった。
今年流行した野菜の食べ方では「スムージー」が男女、年代別すべてで1位となった。その他には、蒸し野菜、ジャーサラダ、チョップドサラダがあがった。同社はジャーサラダ、チョップドサラダは20代で昼食の弁当やコンビニ購入で意識されたのではと分析している。
今後取り入れたい、注目している野菜では、女性から特に支持された「スプラウト」が1位に。次いでハーブ、機能性野菜、伝統野菜などが続いた。
野菜を購入する際に意識するポイントでは、価格が安いことが65.8%で最も高く、次いで国内産、旬の野菜が続いた。
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