幻の枝豆「丹波篠山黒枝豆」10月7日に販売解禁 兵庫県丹波篠山市2024年10月3日
兵庫県丹波篠山市産「丹波篠山黒枝豆」の販売解禁日が10月7日に決定。おせち料理の煮豆に使われる高級品種「丹波黒」を完熟前に、枝豆用に収穫した「丹波篠山黒枝豆」は、一般的な枝豆に比べ、大粒で甘みが強く、10月の約2~3週間しか食べることができないため、「幻の枝豆」と呼ばれている。
丹波篠山黒枝豆
「丹波黒」発祥の地である兵庫県丹波篠山市では、約1900軒の農家が「丹波篠山黒枝豆」の栽培に取り組み、日本一の生産量と品質を誇る。丹波篠山市では高品質な枝豆を届けるため、2006年から販売解禁日を設けており、期間中は市内各地の販売所や収穫を体験できる農園が多くの観光客でにぎわう。
盆地特有の寒暖差による深い霧と粘土質の多い土壌で育った黒枝豆は粒が大きく、独特の甘みやコク、ほくほくとした食感が特徴。期間中も日を追うごとに熟成が進み、味わいが深くなる。
丹波篠山の黒大豆栽培は「丹波篠山の黒大豆栽培」システムとして、令和3年に農林水産省の「日本農業遺産」に認定された。300年以上前の江戸時代から村ぐるみで生産に取り組んだり、大きく丸いものを選別して育てることを繰り返し優良な種を作って広めたりしてきた。先人が丹波篠山の地でより良いものを作ろうと研究してきた独自の伝統的な農法を今も受け継いでいる。
丹波篠山黒枝豆は、兵庫県丹波篠山市へのふるさと納税の返礼品としても多数出品。10月上旬の解禁を前に、先行予約分がすでに200件を超える人気となっている。
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