ハナビラタケ「食べるビタミンD」新発売 森の環が商標登録2025年6月12日
ハナビラタケで国内シェアNo.1の株式会社森の環(富山県高岡市)は、独自の紫外線照射技術(特許出願中)でビタミンD含有量を飛躍的に高めたハナビラタケ商品「食べるビタミンD®」について、4月11日付で商標登録(登録第6918242号)を取得。5月からり、全国スーパー・量販店で「食べるビタミンD®」シリーズとして生鮮・乾燥・冷凍とフリーズドライ味噌汁・スープなどの加工品を順次発売している。
「食べるビタミンD®」シリーズのDDハナビラ
現在、日本人成人の約98%がビタミンD摂取目標量を下回る現状を踏まえ、森の環は「薬ではなく日々の食事で補う」というコンセプトを掲げ、生鮮・乾燥・冷凍の3形態で5月から展開。家庭料理だけでなく外食・惣菜売場への導入も容易にし、健康価値と食の楽しさの両立を目指す。
同社は、栽培後のハナビラタケに紫外線照射し、キノコ内部のエルゴステロールを効率的にビタミンD2へ変換。生鮮食品のハナビラタケ100g当たり54.9µg、乾燥品100g当たり378.0µgというサプリメント並みの高含有量で、ナチュラルな食品として業界最高水準を実現した。また、ハナビラタケはうまみ成分「グルタミン酸」が豊富なほか、近年話題の水溶性食物繊維の一種「β-グルカン」がキノコの中でも一番豊富に含まれている(日本食品分析センター調べ)。
主な食品におけるビタミンD含有量の比較(食品100gあたり)
「食べるビタミンD®」は、第29類・31類で登録され、ビタミンD訴求を含む名称・ロゴを独占的に使用可能。これにより、"ビタミンDが豊富なハナビラタケ"とアイキャッチとしてもわかりやすく表示できるため、店頭POP・ECサイト・SNSで安心して機能性をアピールでき、生活者にもわかりやすく手に取ってもらいやすくなる。
5月からは、全国スーパー・量販店で「食べるビタミンD®」シリーズとして生鮮・乾燥・冷凍とフリーズドライ味噌汁・スープなどの加工品を順次発売し、公式オンラインストアでも発売。業務用では冷凍ハナビラタケと乾燥品を専門店・外食へ供給し、ビタミンD強化メニューの開発を共同で進める。パッケージへの訴求のほか、POPやレシピカードを無償提供し、売場提案からSNS拡散までサポートし、ビタミンD不足解消を"おいしさ"で実現する市場づくりを目指す。
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