殺虫剤「ミネクトデュオ粒剤」発売開始2017年2月23日
シンジェンタ
シンジェンタジャパン(株)(本社:東京都中央区、篠原聡明代表取締役社長)は、2016年3月16日に農薬登録を取得した新規殺虫剤「ミネクトデュオ粒剤」の販売を、2017年2月22日から開始した。
「ミネクトデュオ粒剤」は、2016年12月14日付で、「トマト(アザミウマ類)」「キュウリ(アザミウマ類)」をはじめ、「キャベツ」「ハクサイ」「ブロッコリー」「レタス」「ナス」「ピーマン」の害虫と使用時期の適用拡大を取得した。
同剤は、ジアミド系の新規殺虫成分シアントラニリプロールと、ネオニコチノイド系殺虫成分チアメトキサムを組み合わせた野菜用殺虫剤だ。
スペクトラムが異なり、吸収移行性に優れた2成分を組み合わせることで、果菜類・葉菜類の栽培初期において、問題となる幅広い主要害虫防除を1剤でカバーすることが可能になった。
同時に、果菜類の鉢上げ時、葉菜類の播種覆土後から使用できる安全性と、育苗期はもちろん、定植後数週間にわたって続く長期残効性の両立を実現した。
◎「ミネクトデュオ粒剤」の特長
○幅広い殺虫活性があり、チョウ目、コナジラミ類、アザミウマ類、アブラムシ類、ハモグリバエ類といった主要害虫をもれなくカバーできる。
○残効性が高く、果菜の鉢上げ時・葉菜の播種覆土後の処理で、育苗期はもちろん、果菜は定植後約3週間、葉菜は定植後3~4週間にわたり効果が持続する。
○鉢上げや播種覆土作業に合わせて処理できることから、省力化・労力軽減を図れる。
発売初年度は、果菜類(トマト・キュウリ・ナス・ピーマン)、葉菜類(キャベツ・ハクサイ・レタス・ブロッコリー)の普及活動を行い、全国的な販売を視野に、幅広い推進活動を行っていく。
「ミネクトデュオ粒剤」は、シンジェンタジャパン(株)が、商系、系統ルートを通して、2017年2月22日より販売する。販売規格は3kg×6袋。
※この商品に関する問い合わせは、シンジェンタジャパン(株)TEL:0570-550-042 MAIL:campaign.jp@syngenta.comまで。
(写真)新規野菜用殺虫剤「ミネクトデュオ粒剤」
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日