【コラム・消費者の目】スマホでスイカ栽培2015年8月7日
八百屋だった叔父は毎年夏になるとスイカを届けてくれました。今ではほとんど見なくなったピンクと白のビニールひもで編んだネットに入れられたスイカが届くと、子供ながらにとてもワクワクしたものです。緑色に黒いぎざぎざの縞模様、赤い果肉と黒い種のコントラスト。その晩は不思議な昂揚感に満たされていました。
初めてスイカに挑戦したのは、高校生の時でした。通学途中にある苗屋さんで小玉スイカの苗を購入して、自宅の裏手のちょっとしたスペースに植え付けました。たった1株だけでしたが、見事に着果しました。大喜びしたのもつかの間、ソフトボールぐらいの大きさになったところで、こつ然と姿を消したのでした。その喪失感たるや、言語に尽くしがたいものがありました。
次にスイカに挑戦したのは、今から20年ほど前。ある農協さんの市民農園で、朝顔のように仕立てられネットで支柱に吊るされたスイカを見て、かっこいいなあと思ったのでした。見よう見まねでやってはみたものの、着果するどころかツルの成長が止まってしまって、大失敗。それ以来スイカは封印してきたのでした。
しかし、今年はスイカ栽培に再挑戦しています。大玉のスイカです。2株植えて3玉着果しました。大きいものはバレーボールぐらい、残りの2玉もドッジボールくらいにまで肥大してきました。大成功とは言えませんが、それなりの成功の秘訣はスイカのプロにアドバイスをもらったことです。i-phoneで写真を撮って先生に送ると、的確なアドバイスを返してくれます。まったく、便利な世の中になったものです。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日
-
新潟県長岡市から産地直送 フルーツトマト「これトマ」直送開始 小海工房2025年7月1日
-
埼玉県毛呂山町、JAいるま野と包括連携協定を締結 東洋ライス2025年7月1日