【訃報】有塚利宣JA帯広かわにし代表理事組合長が逝去2025年1月20日
北海道十勝の農業をリードしてきたJA帯広かわにしの有塚利宣代表理事組合長が1月18日に逝去した。享年93歳。
葬儀は以下の予定で有塚家と同JAの合同葬として行われる。
◯通夜:1月23日(木)19:00~
◯告別式:1月24日(金)10:00~
◯場所:公益社中央斎場(帯広市西12条南29丁目1)
有塚氏は1931年(昭和6年)帯広市に生まれ、1949年道立帯広農業高校を卒業後、家業の農業に従事した。
1993年に帯広川西農協の代表理事組合長に就任し、長年にわたり農家組合員と農村の発展に尽力した。とくに「十勝川西長いも」は近隣9JAと連携して広域集荷体制の整備による安定供給と、価格暴落を防ぐ目的で余剰分を海外へ販売するという農産物輸出の先進事例を確立した。地域団体表彰や地理的表示保護制度(GI制度)に登録されるなど、日本を代表するブランドづくりをリードした。
1998年から現在までJA北海道中央会の理事なども努めており、十勝農業のみならず北海道農業に対して大きな功績を残した。
2006年旭日双光章、2011年全中特別功労者表彰、2009年農協人文化賞などを受賞している。
【JA帯広かわにしのコメント】
有塚組合長は32年間、農協を牽引し、その功績は誠に偉大であり、役員一同、その意思をしっかり引き継ぎ持続的な地域農業とJA帯広かわにしの発展に向け邁進していきたい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(156)-改正食料・農業・農村基本法(42)-2025年8月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(73)【防除学習帖】第312回2025年8月23日
-
農薬の正しい使い方(46)【今さら聞けない営農情報】第312回2025年8月23日
-
イタリア旅行の穴場 ブラッチャーノ湖とアングイッラーラ【イタリア通信】2025年8月23日
-
【注意報】早植え、普通期水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年8月22日
-
【役員人事】JA全中(8月21日)2025年8月22日
-
JA全中専務に秋吉亮氏が就任(8月21日付)2025年8月22日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動の消費者側の要因2025年8月22日
-
(449)フードセキュリティの盲点:食卓を握る冷蔵・冷凍技術【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月22日
-
【JA人事】JAにしたま(東京都)新組合長に中村勝司氏(6月25日)2025年8月22日
-
ジェラート「カザロ」12周年祭 特別価格や限定商品、試食も JA全農福島2025年8月22日
-
新たなブランド米「白銀のひかり」 を視察研修 岩手県JA稲作部会連絡協議会2025年8月22日
-
「福岡県産ぶなしめじ・えのきフェア」25日から開催 JA全農2025年8月22日
-
「AMAZING COFFEE」とコラボ みのるダイニング札幌で限定アイテム販売 JA全農2025年8月22日
-
なめらかな食感と濃厚な味わいのイチジク「博多とよみつひめフェア」開催 JA全農2025年8月22日
-
「もしもFES渋谷2025」に「ザブトン教授の防災教室」を出展 JA共済連2025年8月22日
-
JA兵庫南特産「志方いちじく」予約販売開始 先着20人限定で300円OFF2025年8月22日
-
銘柄米の表示管理・偽装対策のDNA検査 新たに15品種を追加 ビジョンバイオ2025年8月22日
-
エコ農産物のPR販売拠点 今秋、都心にオープン 東京都2025年8月22日
-
2025年度研修No.5「間違いだらけの環境制御」開催 千葉大学植物工場研究会2025年8月22日