甲子信用組合解散へ 92年の歴史に幕2016年6月28日
大正13年、当時の産業組合中央金庫の役職員によって設立された甲子信用組合の解散が決まった。6月27日の同組合総代会で正式に承認された。解散時期は未定。
甲子信用組合は農林中央金庫の前身である産業協同組合中央金庫の役職員が中心となって、関東大震災後の役職員の住宅復旧資金の供給を主事業とする「保証責任甲子信用購買利用組合」としてスタート。昭和25年に「甲子信用組合」に改組された。
これまで組合員である農林中央金庫の役職員の福利厚生の充実に取り組んできたが、近年、住宅ローンなどの利用率が低下し、「役割を終えた」として解散を決めた。
今後解散に向けた手続きを進め、その進捗状況をみながら解散時期を判断する。現在、組合員は3562名で出資金は6600万円。預金積金は217億6800万円で貸出金は78億9400万円。
同組合は「財務内容は健全であり、十分な内部保留を有している」と説明。預金は今後、口座の解約手続きを進め、順次払い戻しとなる。また貸出金は、希望に応じて他の金融機関に引き継ぐ。出資金は残余財産の分配と併せて払い戻す。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農作物への被害に注意 愛知県2025年11月5日 -
「愛ある農政」を求めて【小松泰信・地方の眼力】2025年11月5日 -
【異業種から見た農業・地域の課題】小さい農家も含めて守る発想が大事 地方創生は人材から 元日本生命・坂本博氏に聞く2025年11月5日 -
11月15日の農協研究会開催迫る 「准組合員問題にどう向き合うか」 参加者を募集2025年11月5日 -
JA貯金残高 107兆2325億円 9月末 農林中金2025年11月5日 -
ジビエを食べたい!買いたい!「全国ジビエフェア」開催 農水省2025年11月5日 -
鳥取県産梨「王秋フェア」 直営飲食店舗で11日から開催 JA全農2025年11月5日 -
宮崎県産ピーマン「グリーンザウルス」×【推しの子】コラボパッケージで販売開始 JAみやざき2025年11月5日 -
JAよこすか葉山の直売所から直送「すかなごっそ 季節の野菜セット」販売中 JAタウン2025年11月5日 -
【人事異動】日本製紙(12月1日付)2025年11月5日 -
相鉄沿線で街なか装飾追加、JR原宿駅で大規模屋外広告 2027年国際園芸博覧会協会2025年11月5日 -
第1回「リサイクルテック ジャパン」に出展 サタケ2025年11月5日 -
農業機械の新製品3機種を発表 2026年より順次発売 クボタ2025年11月5日 -
佐賀県太良町と包括連携協定を締結 タイミー2025年11月5日 -
「第66回下郷農協まつり」に出展 グリーンコープ生協おおいた2025年11月5日 -
「横浜地産地消月間キャンペーン」はっしーおすすめ賞品も 横浜市2025年11月5日 -
未来のアグリ「クマ対策支援チーム」を創設2025年11月5日 -
板橋農業を未来へ「第48回板橋農業まつり」開催 東京都板橋区2025年11月5日 -
農地の脱炭素算定デジタルプロダクト「SagriVision」リリース サグリ2025年11月5日 -
地産全消「野菜生活100熊本デコポンミックス」新発売 カゴメ2025年11月5日


































