支店の要・スマイルサポートが交流2018年2月20日
JA共済連では、利用者満足度向上や窓口対応力を強化する一環として、利用者との窓口であるJAの支店で窓口業務を担当する「スマイルサポーター」(スマサポ)が集う、全国交流集会を2月15、16日にJA共済幕張研修センターで開催した。今年で12年目となる。
JA共済連では、支店窓口の担当者「スマイルサポーター」(今年1月末現在で全国に1万5475名)は、「支店の要」と位置づけ、組合員・利用者にとって、身近で頼りがいのある「JAの顔」としての、浸透・定着をはかっている。
開会のあいさつで山田康弘JA共済連常務理事は「共済推進の維持・拡大を図るためには、事務面・普及面を含めた窓口対応力の強化が鍵であると認識しております。共済事業にとって、皆様がこれまでも、そして、これからも大変重要な存在であることは、誰も疑う余地はありません。引続きご尽力を」と述べた。
今年は全国から204名のスマサポが参加し、分科会などで、▽自動車共済のグレードアップ、▽自動車共済の新規獲得、▽長期共済のカウンターセールス、▽来店者との接点強化の4テーマを中心に活発な意見交換を行い、日頃の業務における悩みや課題、解決方法を共有した。
(写真)あいさつする山田常務
分科会などでは普段は知ることが難しい他支店の現状やアイデアを、熱心にメモに書き留める参加者も多く見受けられた。また、同じスマサポだからこそ共感できる細かな部分の悩みに、参加者が頷き合う場面も見られた。
参加者からは「 日頃の業務に追われておろそかになっていたことも、もう一度見直して丁寧に取り組むことが、チャンスを逃さないことにつながると感じた」。「 お客様ごとの手書きのメッセージやイラストを添えるなど、すぐにでも挑戦できる工夫を知ることが出来たので、実践したい」。「新規獲得の難しさに悩んだり、お客様に断られるのを辛く思う日が続いていたが、交流集会を通じて他JAの取組みを知ることで、自分にも出来ることがまだまだ沢山あると分かった」。「情報交換を経て、共済部門だけではなく、LAや他部門の担当者との連携を取ることの大切さに気づくことが出来た」などの感想が聞かれた。
(写真)分科会で悩みや課題解決法を共有
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