歩を激励の言葉に 青江会長 JA共済連4年ぶり対面入会式2023年4月5日
JA共済連は4月4日、東京・JA共済ビルで令和5(2023)年度新入職員入会式を開催した。青江伯夫会長があいさつし、「農業組合運動の原点は組合員、人です。それを一番理解しているのはJA共済です。主要4団体の中でも人を重んじて仕事をしている。われわれの組織は皆さまの力量で大きく変わる組織です。ともに頑張りましょう」と述べ、新入職員を激励した。コロナ禍の影響があり、全国の新入職員が集まっての対面形式の入会式開催は、2019年度以来4年ぶり。
入会式で話す青江伯夫会長
青江会長は、また会場のホワイトボードに「歩」という文字を書き、「この文字を手のひらに書いてください。止まることを少なくすると書く。『昨日より今日、今日より明日』、一歩ずつ前に進むという勇気を持ってください。『歩』という字を激励の挨拶にします」とも述べた。
新入職員を代表して、田野邊歩実さん(全国本部)は「ゆるがない安心や信頼を組合員に届けられること、人生のあらゆる場面での決断に深く寄り添えることに惹かれて入会を決意した。この思いを忘れることなく、責務を果たしていきます」と決意を述べた。
希望を胸に秘めた新入職員
平岡宗祥さん(福島県本部)は「JA共済連では自然災害で被害にあわれた方や入院をされた方にいち早く共済金を払い、安心や満足を届けている。母からも『祖母が入院した際に迅速に対応してくれ助かった』と聞いた。JA共済連で働くことに大きな期待と喜びを感じる」と胸を張った。
令和5年度の新入職員は145人。
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