交通安全イベントで『見えチェック』体験ブースを出展 JA共済連2024年10月29日
JA共済連は10月19日、池袋サンシャインシティで開かれた交通安全イベント「~着けよう反射材!!防ごう夜間の交通事故~反射材フェア2024」に出展。薄暮時間帯・夜間外出時の自身の服装がドライバーからどのように見えるか診断する「服装"見えやすさ"診断『見えチェック』」の体験ブースで、来場者に反射材の着用を通じた交通安全啓発を呼びかけた。

イベント当日の写真『見えチェック』体験の様子
会場の一角に設置された『見えチェック』の体験ブースは、買い物客や親子連れなど計63人が体験。現在の服装と反射材を着用した場合の2パターンの写真を撮影し、来場者に反射材の有無による薄暮時間帯や夜間でのドライバーからの視認性の違いを確認した。
服装"見えやすさ"診断『見えチェック』
『見えチェック』は、ドライバーから自身の姿がどのように見えるかをシミュレーションし、服装の見えやすさを診断できるソフトウェアで、岩崎電気の技術協力を得てトヨタ・モビリティ基金と2022年9月に開発。昼間・薄暮・夜間の時間帯におけるドライバーからの見え方について、明るい服装なら見えるとされる約38メートル先、反射材着用なら見えるとされる約57メートル先の距離から診断し、それぞれの結果をA(見えやすい)からC(見えにくい)までの3段階で評価する。
薄暮時間帯・夜間の自動車対歩行者の交通事故を防ぐには、ドライバーが歩行者に対して細心の注意を払うことに加え、歩行者が早めに自身の存在をドライバーに視認してもらうことも重要。JA共済連では、今後も『見えチェック』を多くの人に体験してもらうことで、薄暮時間帯・夜間外出時の明るい服装や反射材着用を呼びかけている。
この日、『見えチェック』を2人の子どもと体験した母親は「黒っぽい服を着た下の子は、ドライバーからはほとんど見えていないことが良くわかった。ただでさえ、急に道路で走り出したりする年頃なので、ブースで頂いた反射材を活用したい」とコメント。また、小学生の娘と一緒に体験した母親は、「ここ数週間で、急に日が沈むのが早くなった。子どもの靴には反射材をつけているが、服やリュックなど、目立つところにも反射材を着けさせようと思った」と話していた。
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