米の消費量4.9%減-6月 米穀機構調査2018年8月3日
米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は全国の消費世帯モニターを対象に「米の消費動向調査」を毎月行っているが、6月の調査結果では1人1か月あたりの精米消費量は4567g。前年同月比▲4.9%となった。(写真はイメージ)
6月分の有効調査世帯数は1923世帯。集計に際しては地域ごとに世帯人員構成比が平成27年国勢調査の世帯人員構成比に沿うよう調整した。
精米消費量4567gのうち家庭内消費量は3207gで同▲5.2%、中・外食消費量が1360gで同▲4.2%となった。
1人1か月あたりの米の消費量は昨年10月、11月の2か月連続でわずかだが前年を上回ったが、その後、7か月連続で前年を下回っている。
中・外食消費量は5月は前年を2.3%上回ったが6月は再び減少に転じた。
精米の購入・入手経路はスーパーマーケットが54.5%ともっとも多く、インターネットショップが10.5%となっている。ただし、家族・知人などから無償で入手が11.9%を占めている。
精米購入の際に重視することは「価格」(73.1%)、「品種」(59.6%)、「産地」(55.7%)などとなっている。
家庭内の月末在庫数量は6.0kgだった。
(関連記事)
・中国向けに日本産米を輸出-神明(18.08.02)
・「消費材10原則」に食料自給力向上 持続可能な生産消費確保へ【加藤好一・生活クラブ生協連合会会長】(18.08.01)
・【熊野孝文・米マーケット情報】摩訶不思議な主食用米の需給見通し(18.07.31)
・予約登録米22万人を突破 パルシステム(18.07.05)
・売上高は過去最高の1045億円超 全農パールライス(18.07.04)
・神出全農理事長が「AG/SUM」で講演(18.06.12)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日
-
新潟県長岡市から産地直送 フルーツトマト「これトマ」直送開始 小海工房2025年7月1日
-
埼玉県毛呂山町、JAいるま野と包括連携協定を締結 東洋ライス2025年7月1日
-
空き家をキクラゲ栽培施設に リノベーション&借上げで運用開始 クールコネクト2025年7月1日
-
ハッピーターン「明太もちチーズもんじゃ風味」新登場 亀田製菓2025年7月1日
-
タイパ重視の消費者に新提案 高鮮度保持袋「枝豆キャンペーン」開催中 ベルグリーンワイズ2025年7月1日
-
2025年度研修No.3「メロンの植物工場栽培の可能性」開催 千葉大学植物工場研究会2025年7月1日
-
【人事異動】農畜産業振興機構(6月30日付)2025年7月1日
-
【人事異動】全国労働金庫協会(6月30日付)2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日