30年産作況 やや不良の「98」に 1ポイント下方修正-農水省2018年12月12日
農林水産省は12月10日、30年産水陸稲の収穫量を公表した。10月15日現在では全国作況を「99」と見込んだが、その後、西日本の晩生種などの収穫の結果、見込みよりも収量が少なく1ポイント下方修正し「98」で確定した。30年産の全国作況は「やや不良」となった。
県別では岡山県の「99」が「98」に、沖縄県の「101」が「100」となった。ブロック別では近畿が「99」から「98」となった。
その結果、30年産の主食用収穫量は732万7000tの見込みとなり、10月15日現在の予想収穫量より2000t減となった。
農家が使用しているふるい目幅ベースの全国の10a当たり収量は511kg(平年収量519kg)で作況指数は「98」と見込まれた。
また、陸稲の作付面積(子実用)は750ha。10a当たり収量は232kg(平均収量比100%)となり収穫量は1740tとなった。
平成30年産米の作柄について、本紙は全国240JAを対象に10月中・下旬に聞き取り調査等を行った結果、全国で「98」と推計され、10月30日にJAcom緊急調査結果として報じた。
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