創立50周年に向け「2030ビジョン」策定 全農パールライス2022年6月13日
全農パールライスは6月13日、2030年ビジョンを策定するとともにウェブサイトで公開した。またSDGsの取り組みについてもサイトで発信する。
全農パールライスは10月9日に創立50周年を迎える。これを機に経営理念実現に向けた取り組みを示すため「全農パールライス2030ビジョン」を策定した。
同社の経営理念は「JAグループの一員として国産米の販売を通じ日本の食と農に貢献する」。
この理念の実現に向けて2030年ビジョンでは、▽国内ナンバーワン卸になる、▽取引先の海外進出と連携し国産米の海外市場を拡大、▽炊飯事業や米関連食品の取り扱いを強化し米取扱の総合食品企業へ脱皮する、▽人財の確保を実現し永続的に発展する企業となるといった目標を掲げた。
同社は社員1人1人が将来ビジョンを語りありたい姿を描き挑戦することが重要だとして社員アンケートをふまえてビジョンを策定した。
数値目標として2030年度には米の取り扱い量67万t、売上高1800億円(2020年度1161億円)、利益率0.8%(同0.3%)、経常利益15億円(同3.9億円)とし、付加価値創造事業の拡大で経常利益率のアップをはかり経営の安定をめざす。
SDGsは「日本のお米をまもり、未来につなぐ」をコンセプトに「環境」や「社会」への貢献に向けたさまざな企業活動に取り組んでいる。
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