JAなすの、那須ブラーセンと連携 ブランド米生産地へ堆肥を提供 東急ハーヴェストクラブ那須2023年2月10日
東急ハーヴェストクラブ那須(栃木県那須町)は、業務用バイオ式生ごみ処理機を2月5日から導入し、生成した堆肥をブランド米「ブラーゼン米」のほ場への提供を開始。生ごみ排出量を抑え、地域のブランド米生産地へ堆肥を提供する循環型の運営をめざす。
「ブラ―ゼン米」は、地域密着型の自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」を運営するNASPO、JAなすの、JAなすのアグリサポートの3社が連携して生産しているお米。東急ハーヴェストクラブ那須は、コンポストを導入し、生成した堆肥を地元で生産している「ブラーゼン米」のほ場に提供する。また、ホテルレストランで「ブラーゼン米」を提供し、施設内売店での取り扱うことで、食の循環と地産地消、地域共創の推進に取り組む。
同ホテルでは、生ごみの排出量を抑え、さらに今まで廃棄物として取り扱っていた生ごみを有効活用する取り組みとして、スターエンジニアリング株式会社の業務用バイオ式生ごみ処理機「バイオクリーン」を導入。生ごみを良質な堆肥に変え、投入する生ごみの約85%を減量できる処理機で、今後、東急ハーヴェストクラブの他の施設への導入を予定している。
那須ブラーゼンとJAなすのは、スポーツ振興と農業振興を通じて地域経済を発展させる目的で、包括連携協定を2021年に締結。その活動の一環として「ブラーゼン米」の生産を始め、収益の一部はチームの活動へ役立てられている。生産に当たってはJAなすのの子会社であるアグリサポートが日常の管理を行い、田植えや稲刈りなど節目の作業は選手たちも積極的に参加している。
食の循環と地域共創
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