備蓄米買い戻し 「入札売渡分」は「随契」で 26年産買い入れは1月から21万トンを予定2025年11月12日
農水省は放出した政府備蓄米の買い戻しと買い入れの方法を明らかにした。
11月12日の自民党農業構造転換推進委員会で示した。
農水省は買い戻し条件付売渡しを一般競争入札で31万t、随意契約による売渡しを28万t、計59万tを放出した。
このうち買い戻し分の31万t分については、一般競争入札で買い受けた全農など集荷業者のなかから、見積もり合わせによって契約相手を決めるとしている。
一方、随意契約で売渡した28万t分については一般競争入札によって買い入れる。参加資格者は国産米の買い入れ契約に関する一般競争入札に参加する必要な資格を持つ事業者。低価の入札者から落札者を決定する。
いずれも対象米穀は国産米の水稲うるち玄米(1~3等)で年産が実施時期による。農水省は実施時期と買い入れ数量については「今後の需給状況を見定める」としている。

26年産買い入れは都道府県別優先枠を設定
同時に農水省は26年産米の政府備蓄米のは種前入札についても時期などを明らかにした。
買い入れ数量は21万tを予定しており、従来通り一般競争入札によって実施する。実施時期は年明け1月以降、6月までに7回程度の入札を実施する。取引の実例価格、需給状況などを考慮して予定価格を定めて、低価の入札者から落札者を決める。
ただし、入札による過度な競争が生じ、特定の産地の偏らないよう都道府県別優先枠を設定する。優先枠は中止となった25年産米の優先枠の設定とする。

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