豚流行性下痢で緊急要請 JA全中2014年5月12日
JA全中は豚流行性下痢(PED)が広範囲に発生し深刻な被害が出ていることから、5月8日の理事会で防疫対策と養豚経営への支援策などを求める政府・与党への緊急要請事項を決めた。
昨年10月に7年ぶりに国内発生が確認された豚流行性下痢(PED)は全国35道県に感染が拡大し12万頭を超える豚が死亡した。
養豚現場では、ウイルスのまん延防止に向けて懸命な防疫対策を実施しているが、ウイルスの侵入経路は解明されておらず、現在も感染は拡大を続けている。そのためJA全中では徹底した疫学調査による侵入経路の解明や被害発生農家への万全な支援など以下の4点の緊急要請事項を決めた。(1)ウイルス侵入経路の早期解明、(2)ワクチンの早期確保と適切な供給、(3)予防対策への支援―ワクチンや消毒資材など予防対策にかかる負担の軽減、(4)発生した経営への万全な支援―あわせて消費者等に正確な情報を提供するなどの風評被害対策。
(関連記事)
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