配合飼料供給価格値下げ JA全農2014年9月30日
JA全農は10?12月期の配合飼料供給価格について9月26日に公表した
7?9月期に対し全国全畜種総平均トンあたり約2650円値下げする。改定額は地域別・畜種別・銘柄別に異なる。
要因は円安が進行しているものの、トウモロコシの先物取引価格や、大豆粕価格が下がっているため。全農が公表した飼料情勢は以下のとおり。
【飼料穀物】
トウモロコシは9月の米国農務省発表で史上最高の生産量見通しとなったことなどで5月中旬に1ブッシェル4.8ドルが3.4ドルまで下落して推移している。
ただ、一方で内陸産地からの輸送運賃が米国の景気回復で高騰、トウモロコシの現物輸出価格の下落を一定程度抑える要因になっている。今後は冬場に向けた輸出需要の増加が予想されるが、収穫が順調に進めば大豊作が期待されることから、JA全農は「相場は弱く含みで推移する」としている。
【大豆粕】
大豆粕のシカゴ定期も豊作期待による新穀大豆の下落を受けて1トン420ドル台まで急落した。しかし、米国産大豆の期末在庫率が3.85%と史上最低水準で大豆粕の輸出需要も旺盛なことから上昇し現在は450ドル台で推移している。
国内大豆粕価格は前期にくらべてシカゴ定期が下落していることから、値下がりが見込まれる。
【海上運賃】
米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は5月中旬には1トン45ドルを超える水準だったが、南米産新穀の輸送需要が一段落したことや、中国向け石炭等の輸送需要が低調だったことから7月中旬には同40ドルまで下落した。その後、北米産新穀の輸出需要の増加見込みから上昇し、現在は同45ドルを上回る水準となっている。海上運賃は堅調に推移すると見込まれている。
【外国為替】
4月以降、1ドル101円から103円前後で推移していたが、8月下旬に米国の住宅関連指標が良好であったこと、ウクライナ紛争の解決機運が高まりリスク回避の動きが弱まったことなどから円安が進み、現在は107円前後で推移。今後は米国の景気回復への期待感から、円は弱含みで推移すると見込まれるという。
(関連記事)
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