第2回和牛甲子園が来年1月開催へ2018年4月6日
・「高校牛児」の熱き闘いふたたび!
JA全農はこのほど、来年1月17日と18日の両日に「和牛甲子園」の第2回大会を都内で開くと発表した。参加校募集などの要領は後日発表する。
和牛甲子園(正式名称:全国農業高等学校和牛枝肉共励会)は、全国の高等学校で和牛を肥育している高校生たちが、肥育した和牛の肉質と日頃の取り組み内容を競い合う大会で、今年初めて開催された。第1回大会(1月18日と19日)には全国8県から15校が参加、最優秀賞には岐阜県立飛騨高山高校が選ばれている。
和牛甲子園開催の目的は、(1)将来の担い手候補である高校生の就農意欲を高め、(2)同じ志を持つ生徒のネットワークを創出して意欲と技術の向上を図り、(3)生産から販売をサポートするJAグループへの理解醸成を図るとしているが、JA全農によれば、この和牛甲子園は、その目的達成以上の効果があったという。
それは、大会そのものが貴重な「学びの場」となり、生徒の目標や励みとなったこと、また力を合わせて目標達成に取り組んだことで、生徒間のコミュニケーションや団結力が高まったこと、学校関係者からも「他に例のない取り組みだ」との高評価が得られたこと。そうした声が全農に届き、第2回大会を開く原動力となった。
実際、第1回大会の体験発表会では全国の「高校牛児」から高いレベルの創意工夫あふれる取り組みが報告され、審査員を驚かせた。また出品牛の肉質評価でも参加21頭中19頭が4等級以上に格付けされるなど、プロに負けない高い技術力が、審査した全国の買参人からも高い評価を得た。さらに大会の様子は多くのメディアにも取り上げられた。
第2回和牛甲子園の開催概要は次の通り。
○日時:平成31年1月17日から18日まで。
○セリ市開催会場:東京食肉市場(港区港南2-7-19)
※体験発表会場や表彰式会場などは未定で後日発表される。
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