対話のスキル学ぶ 「JAの未来を考える」 JAヨリアイin東京2018年12月18日
JA職員の対話力を高め、JAの未来を考えようと、全国のJA職員有志が運営する「対話を通じてJAを考える「JAヨリアイ」は12月16日、東京・大手町のJAビルで「JAヨリアイin東京」を開いた。
今回のテーマは「なぜこの人と話がすれ違うのか」。全国のJAやJA全国組織から40人が参加し、グループに分かれ、ワールドカフェ方式でコミュニケーションを深めた。
JAの会議は、ともすれば誰も発言せず、業務の一方的な伝達に終わることが多い。「JAヨリアイ」はこうした会議のあり方を改め、積極的に発言し、自分の意見や意思を伝える手法を身につけようというもので、JA大阪中央会の北畑順造さんらの呼びかけで平成27年スタートした。これまで大阪、松本(長野県)、岡山で「ヨリアイ」を開き、今回の東京での開催は4回目となる。
(写真)ワークショップの報告をする参加者
ワールドカフェ方式とは、何人かの会議での討論のやり方(ファシリテーション)・対話の一形式で、各参加者が対話を通じて、「気づき」を得ることを目的とする。あるテーマをもとに、職務や立場にこだわらず、自由な発想で考え、それを具体的な課題に落としていく。
「ヨリアイ」では、大阪経済大学の講師の芳本賢治さんをファシリテーター(進行役)に、映画「男はつらいよ」の「寅さん」を抽象的なテーマとして全員が認識し、彼を新規就農者として迎えるためには、地域やJAはなにをすればよいかについてワークショップした。
またこのほか、参加者が提案した10余りの課題について討論した。「世代間を越えて同じ方向を向けたい、そのための話し合い」、「学生と農村の連携をつくるにはなにをするべきか」、「対話を通じて組織を活性化するには何が必要か」、「合併後の組合員同士は仲間になることができるか」、「新規加入の准・正組合員に、農協を理解してもらえる説明と話し方は」、「准組合員に対して農協らしいサービスは」など、農協職員の抱えている今日的テーマが多く出た。
「JAヨリアイ」呼びかけ人の一人、(一社)家の光協会講師の高山拓郎さんはあいさつで、「ともすれば業務が縦割で、職場間の意思疎通が滞り勝ちな農協でコミュニケーションのスキルを身につけ、コミュニケーションを深めることが求められている」と話した。
※高山拓郎氏の「高」の字は正式には異体字です。
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