「博多なす」使い6次化商品販売 JAみなみ筑後2019年2月21日
JAみなみ筑後は、特産の「博多なす」を使用しフリーズドライの味噌汁を製品化。規格外のナスを有効利用させた画期的な商品として注目される。
同JAは、これまでにも「まるごとセロリと卵のスープ」を作っていて、平成29年度福岡県6次化商品コンクールで最高位の県知事賞を受賞した。
第2弾となる「博多なすとねぎのお味噌汁」は、同JA管内で栽培された曲がったり大きく育ちすぎたナスを使用。味は同じだが規格外というだけで市場に出せないものを活用した。味噌もこだわり、「みなみ筑後の米味噌」という6次化商品を使っている。
「博多なす」の産地・みやま市では、204戸の農家が年間約6500tを出荷するが、このうち規格外になるのは約1割の600tもあるという。このナスが商品化されることで、農家の所得向上も望まれる。
(写真)「博多なすとねぎのお味噌汁」1袋(6.2g)120円(税込)
同商品は1袋(6.2g)120円(税込)。贈答用・箱10個入りは1000円(税込)。福岡県大牟田市の直売所「愛菜館」や、管内のグリーンセンター4か所、道の駅みやま(福岡県みやま市)で販売されている。県外では販売されていないが、希望者には送料負担で郵送も可能だ。問い合わせはJAみなみ筑後(0944-63-8800)まで。
(写真)贈答用10個入り1000円(税込)
(関連記事)
・【8月31日は野菜の日】首都圏の台所 茨城県が14年連続日本一(18.08.31)
・【一品厳選】〔201〕焼きなす醤油(JA大阪南)(18.05.09)
・【一品厳選】〔92〕国産焼きなす炭火仕上げ(JAふくおか八女)(15.09.24)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日
-
北海道檜山特産品マルシェ「ひやマルシェ」開催2025年9月12日
-
農福連携 食品産業向け展示商談会「ノウフク見本市2025in大阪」開催2025年9月12日
-
次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」竣工 椿本チエイン2025年9月12日
-
福井市の砂丘地でオリーブ栽培 就農体験の参加者募集中2025年9月12日
-
国産原料で食品添加物不使用「自然派Style」からコチュジャンが新登場2025年9月12日
-
玄米60kgを3万円で買い取り 米生産農家支援事業 茨城県境町2025年9月12日
-
魚沼産コシヒカリを使った「日本酒の棚田オーナー制度」開始 津南醸造2025年9月12日