北海道産チーズの魅力発信 地チーズ博2025始まる ホクレン2025年2月7日
北海道地チーズ博2025(ホクレン主催)が東京・表参道ヒルズで2月7日、始まった。一番人気は地チーズの食べ比べ「セレクト5」で、ペアリングドリンク、スペシャルメニューも提供される。
北海道チーズ博2025のオープニングセレモニーでのテープカット(2月7日、東京・表参道ヒルズ)
毎年開かれる北海道地チーズ博は今年で7回目を迎えた。今回は、チーズ工房・メーカー28社が出店し、22社が委託販売する。
質の高い生乳から
主催者あいさつするホクレンの徳田善一副会長
オープニングセレモニーでホクレンの徳田善一副会長は「ホクレンの取引乳価について、酪農現場の厳しい状況を踏まえ6月より引きあげると昨日決定した。出店されているチーズ工房のみなさまにも今後協議させていただきご理解いただければと考えている」と切り出し、「地チーズ博は『ミルクランド北海道事業』の一環だ。海外製品との競争は今後いっそう激しくなるが、北海道の質の高い生乳から作られる北海道産チーズの魅力を発信し高めることで、乳業関係者が安定した生産に取り組み、消費者のみなさんに北海道産チーズをこれからも長くご愛顧いただきたい」とあいさつした。
農水省の松本平畜産局長は、「チーズは30年前と比べ2倍以上に伸びているが、中心は北海道だ。私は7、8年前、牛乳乳製品課長をし、地チーズ博立ち上げに関わった。来場された方はぜひ味わい、今後の消費につなげていただければと思う」と話し、鈴木直道北海道知事からのメッセージが代読された。
伊藤亜由美さん、森崎博之さんらトーク
地チーズ博のプロデューサー・伊藤亜由美さん(右)とホクレンアンバサダーで俳優の森崎博之さん
地チーズ博のプロデューサー・伊藤亜由美さんは「20年前から月の半分、東京で暮すようになり、北海道の食のポテンシャルを再認識した。『アグリ王国北海道』という番組企画、『幸せのパン』など3部作の映画を作り、映画祭も始めた。もっともっと北海道のチーズ、乳製品を食べていただくために、われわれもエンターテイメントと一緒に広げていきたい」と語った。ホクレンアンバサダーで俳優の森崎博之さんは「感謝しながら応援しながら学びながら食べる『ながら食』は豊かにおいしくなっていく」と出店者にエールを送った。
「チオベン」ともコラボ
北海道地チーズ博2025は東京・表参道ヒルズ本館地下3Fスペースオーで11:00~20:00、2月12日(水)まで(最終日は18:00終了)。チーズ工房・メーカー28社が北海道から出店するほか、参加費500円で好きな地チーズ5種を選んで食べ比べられる「セレクト5」、チーズとセットのペアリングドリンク(ワイン、日本酒、コーヒー、クラフトビール)、奇跡のお弁当「チオベン」とのコラボ(数量限定)も登場。連日、ステージでのスペシャルトークもある。
50種類の北海道産チーズから5種を選んで食べ比べ投票もできる「セレクト5」(参加費500円)
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