令和7年度JA観光推進協議会全国会議 JA活動支援事業に次ぐ柱を作る 優績4JAを表彰 農協観光(2)2025年5月21日
農協観光は5月20日、都内で令和7年度JA観光推進協議会全国会議を開き、各都道府県の中央会会長・役員や都道府県の旅行協議会の会長など、来賓として各全国連の役員などが出席した。参加者は約140人。
JA観光推進協議会全国会議では、令和6年度の優績JAの表彰も行った。最優秀賞にはJAあいち知多(愛知県)、優秀賞は事業実績部門がJAなごや(同)、ふれあいツーリズム部門がJA北新潟(新潟県)、地域共創部門がJAたじま(兵庫県)がそれぞれ受賞した。
優績JAで表彰された関係者
表彰の基準は「取扱高実績」「企画旅行取扱高実績」「計画達成率」「組合員利用単価」の4部門をポイント化して選定された。受賞者には篠原会長から賞状と盾が贈呈された。
特別講演 「学校現場からみた食農教育」
津田塾大学の牧野英一特任教授
特別講演として、農協観光の顧問も務めている、津田塾大学の牧野英一特任教授が「学校現場からみた食農教育」をテーマに講演した。牧野氏は自身が校長を勤めていた中学校での経験から、食農教育は「食育と農育が組み合わさった教育」と解説。横軸に学校と農家、縦軸に直売所と家庭を置き、その中心に「おにぎり」を置く考え方を提示し「米と特産物を使い、学校と農家をつなぐ。食行事(地域の伝統+特産物)も学校と農家をつなぐ」とした。
例として「直売所で、おやつのおにぎりを子どもが選ぶ、握る、食べることで、また来たいとなる。食行事のイベントとして子どもが作る、楽しむ、食べるの実体験としてつなげる」とし、「縦と横の軸をつなげ、子どもたちの『ヨッシャー』の声が聞こえるような場を作りたい」と語った。
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