ケネディ米大使へ、「農業者の懸念」伝える2014年1月15日
1月15日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使が林農相を表敬訪問した。
林農相は小麦やトウモロコシの輸入量は米国からがもっとも多いことなどをあげて「日米両国は農産物貿易において重要なパートナーであり、農林水産分野でも日米の絆を深めていくべき」などと話した。また、日本の農林水産業を取り巻く状況や、昨年末に決めた米政策の見直しにともなう補助金の変更など農業政策改革について説明した。 これらの説明を聞いたうえでケネディ大使は「日米両国が緊密に連携していくことが重要」などと話した。
また、TPP(環太平洋連携協定)について、林農相は「農業者の間で強い反発、反対、心配がある」などと国内の状況を説明した。ケネディ大使の反応は明らかにされなかったが、今後の交渉の見通しなどは話題にされなかったという。
(写真)
林農相を表敬訪問したケネディ駐日大使(1月15日午前、農林水産大臣室で)
(関連記事)
・「農業を国の成長の糧に」林農相(2014.01.08)
・【TPP】米国に「柔軟性」求める 自民党(2013.12.16)
・TPP交渉、「柔軟性」重視に警戒感も(13.12.12)
・TPP閣僚会合結果に萬歳JA全中会長が談話 (2013.12.11)
・米国議員、日本のTPP交渉方針に関心(2013.06.27)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日